Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

淡江大学
2024年5月号 国際学部Y.I

①治安、危険を感じた事、トラブルについて

 台湾の治安は日本とほとんど変わらず、トラブルが起こったことは今のところ特にありません。しかし、台湾は薄暗い路地や人通りの少ない通りも多く、1人で歩くのは少し怖く感じました。大通りに出るとお店の看板や街灯など比較的多く人通りも多いので、私はできる限り大通りを歩くようにしています。これは台湾人の友達から聞いた話ですが、台湾の夜市では人混みを利用して、知らないうちにお財布などが鞄から盗まれることが多いそうです。特に観光客や外国人は狙われやすく、タクシーや飲食店でお金を騙し取られることもあるそうです。この数ヶ月生活をしてみて、台湾留学に来る前のイメージより意外と治安が良いなと思っていたのですが、油断せずに注意していかなければいけないと思いました。

 台湾で実際に危険な目に遭ったことはなかったですが、唯一危険だと感じたのは交通系です。台湾はバイクがとても多く、歩行者の横ギリギリを通って行きます。台湾の友達と道を歩く際は、「本当に気をつけてね」「危険だよ」と教えてくれます。現地の方はこれが普通だと思っているのかなと思っていたため、現地の方も危険だと思っていることに大変驚きました。大道路には大体信号がありますが、交通量が多いにも関わらず信号がない道も多く、道を渡る時はタイミングを見計らって渡らないといけません。ほとんどの運転手は歩行者がいても止まってくれないので、本当に気をつけて渡らないと衝突しそうになります。交通に関しては日本と同じ感覚でいると本当に危険だと思いました。

 

②サークルについて

 台湾の大学にも日本の大学と同様にサークルがあるのですが、今回は淡江大学のサークルについて紹介して行きたいと思います。淡江大學の現地の学生は必ずサークルや部活動に参加しなければいけないらしく、各サークルの活動の規模が大きくてとても楽しいです。サークルは、料理クラブやトラベルクラブ、日本の大学ではあまりみない化粧クラブなどもありました。私は留学に来たら必ずサークルに入りたかったので、VOISという留学生と現地学生の交流を目的としたイベント企画サークルに入りました。このサークルでは、タピオカ作り企画や交流会、シティーツアーなどのイベントがあります。開催前にライングループ内で告知されるので、参加したい場合フォームから応募して参加するという流れです。

 先日、1泊2日の台南旅行イベントに参加しました。このイベントは3つのクラブが合同して開催されたイベントでした。行動メンバーは事前にグループで振り分けられました。初めて会う学生達がほとんどで、たくさんの人達と交流ができてとても楽しかったです。移動のバスにはカラオケがついており、みんなで台湾の歌を楽しみました。夜はBBQをしましたが、各テーブルに食パンが準備されていたので驚きました。聞いたところ、台湾ではBBQをする際に、白米ではなく食パンにお肉を挟んで食べるのが美味しくて一般的だということです。実際に私もやってみましたが意外に美味しく、新鮮な感じで面白かったです。

知らない人達と交流するのは得意ではないので少し緊張しましたが、色々な学生と交流しつつ、台湾の文化も学ぶことができたので、参加してみて本当に良かったと思います。