試験について
試験は前学期同様、中間テストと期末テストの二つです。中間テストは11月上旬、期末テストは1月上旬に行われます。私はDクラスに所属しているので、テスト科目は「中级汉语」「听力和说话」「写作」「泛读」の四つです。「中级汉语」の問題は教科書で勉強した範囲から出題されます。D班の教科書は一冊18課で構成されており、中間は第1~8課、期末は第1~18課がテスト範囲になります。特に期末は範囲が広いのでしっかり復習しておくことが大切です。「听力和说话」はHSK4級の選択問題と筆記問題がテスト内容でした。筆記は授業で一度解いた問題でした。「写作」は2つテーマがあり、それぞれについて作文を書きます。1つは200字程度の作文、もう1つは400字以上の作文です。時間は十分にあったのでそれほどしんどくはありませんでした。「泛读」は先生がHSK5級の阅读の問題の中から選んだ50問がテスト内容でした。読解は日本人にとって比較的簡単だと思います。
8月号でも記述した通り、先生によってテスト形式は異なります。中間・期末でも形式は変わるのでそれに応じてテスト対策をしてください。
中国語以外の授業
私たちの勉強している国際文化交流学院では、中国語の授業以外に「HSK対策」「習字(书法)」「太極拳」の授業が開講されています。最初にそれぞれお金がかかると言われていたのですが、結局後期に受けた習字の授業以外は無料でした。私は前期にHSKと太極拳の授業を取っていました。HSKは5級の対策で、模擬試験の教科書を購入する必要があります。授業内に問題を解き、先生が解説するといった形です。太極拳は大会にも出ている先生が指導してくれます。全部で15回ほどしか授業がないので、完璧に習得することはできませんが、中国の文化に触れることができるのでおすすめです。後期は習字の授業を取りました。この授業は100元払いました。筆と先生のお友達が作ってくださった自分の名前入りの印をもらえたので、おそらくこのためのお金だと思います。中国は歴史が古いので字と言ってもさまざまな形があります。一見簡単そうに見える字体でも、似せて書こうとすると上手くいかなかったりと、なかなか苦戦しました。中国語を通して文化を学ぶのは貴重な体験だと思うので、ぜひ利用してみてください。