Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2015年5月号 国際文化学部 Y.S

【授業紹介】

華語中心の授業は午前クラス(9:10~12:10)と午後クラス(13:10~16:10)のどちらかに分かれて授業を受けます。クラスのレベルは【初級・中級・上級】に分かれており、さらにそこからまたいくつかのクラスに分かれています。

 

レベル分けはオリエンテーションの時に受けたテストの結果に分けられますが、クラスのレベルが合わないと感じたらクラス移動も可能です。なので最初の頃はクラスメートがころころ変わっていました。

 

クラスの人数は3人~7人ぐらいのところが殆どです。少人数制なので、密度の濃い授業を受けることができます。教室の中で教科書の内容を勉強するだけでなく、ほかのクラスのレポート発表を聞きに行ったりすることもあります。

 

またこの授業のほか、【加強班】というものが華語中心にはあります。これは同じ中国語のレベルの生徒同士が最低4人集まって申し込みすれば、中国語の強化クラスを受講できるというものです。交換留学生は授業料が免除です。私の加強班の先生は、時々「大学内にいる生徒や、散歩に来たおばさんや家族連れに中国語でインタビューしてきなさい」という課外活動や、「台湾のご飯を皆で作ってみよう」などというユニークで楽しい授業もすることがあります。ただ机に向かって勉強するだけではなく、自由な授業スタイルで楽しい学校生活を送っています。

 

 

【台湾の市場】

先日、台湾の市場に行く機会がありました。夜市とはまた違った台湾の生活の一部を体験できました。 市場といったら黒潮市場という和歌山の鮮魚の市場に、過去に旅行で2,3回行ったことがある程度でした。なので魚が丸々ボンッと置いていたり野菜が並んでいたりと、日本の八百屋さんや魚屋さんみたいな感じなのかなあ、と想像していましたが、実際に行ってみると私の想像を超えるものでした。

 

市場には様々なものが売られています。野菜、フルーツ、鮮魚、肉などの食料はもちろん、 手作りの水餃の皮や肉まん、麺、洋服や日用品、チャイナドレスまでもが売られています。またそれらの新鮮な食材を求める地元の人たちで賑わっていました。魚を売っている隣で服が売られていたりしているので訳が分かりません。

 

まず目に入ったのが丸々一羽の鶏肉がドンッと並べられているお店です。他にも豚の頭や鳥の脚など、すべてが豪快に売られていているのです。私が日本で見たお肉は部位ごとに綺麗にカットされていて、トレイに入れられ上から丁寧にラップで蓋をされ、見栄え良くスーパーに並べられているものだけでした。 そして野菜も同じ名前でも全く外見が違っていたりと、見るものすべてが驚きと新鮮な光景でした。 当たり前ですが、私が今まで目で見てきたものはすべて日本の物であって、自分は台湾にいるんだなぁと改めて実感しました。