Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2015年9月号 国際文化学部 Y.S

【余暇の過ごし方について】

 

普段の週末は友達と夜市に行ったり、映画を見に行ったり、たまには旅行に行ったりと様々です。台湾にはカラオケや映画館、ボーリング場など、日本ほど充実しているとは言えませんが遊ぶ施設もあるので何もできなくて暇することはないです。また日帰りで行けるスポットもあるので週末を利用してちょこちょこ行ったりしています。

 

華語中心では8月~9月末まで夏休みで中国語の授業がありません。夏休みを利用して旅行に行ったり日本へ帰国する生徒、または親戚に台湾人がいる人は親戚の家で過ごしたりしています。 私はせっかく中国語を勉強しに台湾にやって来たので、夏休みも華語中心の授業を取ることにしました。旅行にも行きたいなと思ったのですが、長い夏休みずっと旅行行くわけでもないし、それにできるだけ中国語に触れていたかったので授業を取りました。

 

夏期講習が終わった後9月の頭から2週間ほど休みがあったので、そのうちの1週間は大阪に帰ることにしました。急な思い付きで帰ったのですが家族も暖かく迎えてくれ、留学先で出会った兵庫の子とも三か月ぶりに再開することができました。短い帰省でしたが、たこ焼きやお好み焼きなど大阪の味も楽しめたので良かったです。

 

 

【台風】

 

8月に台風が台湾を襲いました。先生たちも「今回の台風は大きいから気を付けてね」と生徒たちに注意喚起をしていました。私は少し強いくらいの台風を想像していたのですが、本当に、本当に大きな台風でした。 画像を見たほうがどれくらい強力な台風だったのか分かりやすいと思います。

 

お昼頃から風は強くなりはじめ、夜は激しい風の音とガタガタと風が窓にぶつかる音で丸一夜眠れませんでした。窓は分厚いガラスですが、割れてしまわないか不安もよぎりました。 別の部屋に日本人が住んでいるのですが、ルームメイトがいなく、こんな夜に一人で過ごすのは不安だろうということで、私の部屋も一つベッドが空いていることもあり、一緒に過ごしました。

 

夜中の2時ごろでしょうか、突然停電になり、非常ベルも私が住む寮の7階に響き渡り、何事かと思い7階に住む生徒たちが懐中電灯を持ちながら廊下へ出ていました。 非常ベルが何かの拍子に誤作動してしまったようで本当の緊急の事態ではありませんでしたが、停電は予想外でした。 一夜明けても停電は続いたままで、当然寮にあるウォーターサーバーも使えなく、水が飲めない状態でした。台風に備え事前にお茶や食べ物などを準備している人もいて、何も用意していない子に分けてあげたりお互いに助け合う光景もありました。

 

お昼に何人かと一緒にご飯を買いに行ったのですが、大学内のコンビニは台風のため営業していなっかたので仕方なく東別まで行くことになりました。東別までのいつもの道は全く違う姿になっていました。倒れた木や屋根から落ちたレンガ、割れた窓ガラスの破片があちこちに散乱していました。 行く途中も強い風が吹き、看板が宙に浮いていたので注意を払いながらの行動が必要です。

周りの人との協力のおかげで、不便はありましたが大きな怪我をすることもなかったので良かったです。