①カルチャーショックについて
私が台湾に来て9ヶ月ほど経ちましたが、正直カルチャーショックはありません。
理由としてアジアということもあり日本の文化と大きく異なっていないからです。また私自身海外旅行が好きというのもあり、海外に慣れていたためカルチャーショックが浮かびません。
しかし、日本と台湾でマナー・ルールの面で違いを感じることはありました。まず、台湾の地下鉄やバスの車内では飲食禁止です。日本では車内で飲食ができる事を台湾の友達と言うと、驚いた表情をしていたので、地下鉄やバスでの飲食禁止が台湾人には根付いているのだと感じました。
また食事のマナーの違いとして、咀嚼音は気にしないが麺をすする音は気にするといった違いがあります。台湾では咀嚼音は皆気にしないため音が大きい人もいます。そして台湾人には麺をすする音を不快に思う人がいます。そのためレンゲと箸を上手く使い、すするように食べる人は少ないと感じます。ゲップも台湾では気にしない人もいるので、文化の違いを受け止めましょう。
カルチャーショックというとマイナスなイメージですが、私は台湾に住んで、良い意味で驚いたことの方が多かったです。例えば私個人の考えですが、台湾以上に親日の国は世界にないと感じました。多くの人が日本語を話せたり、日本人以上に日本を旅行している人も少なくありません。ここまで台湾を親日国家へとした先人たちの努力に感謝をしたいです。
(一年に一度台中で開催されるジャズフェスティバル)
②上海キャリアフォーラム
毎年10月中旬にある上海キャリアフォーラムに参加しました。これは中国語圏に留学している人などを対象にした中国の上海で行われる就職イベントです。単なる合同企業説明会ではなく、企業の選考面接も行われます。2日間にわたって開催され、企業によっては内定が出ることもあります。
このイベントに参加するにあたり、9月頃から準備が必要です。企業によっては事前エントリーが必要で、webテストやSkype面接などを行っている企業もあります。ウォークインといった事前エントリーなしで面接を受けることができる企業もあります。
私は上海キャリアフォーラムで(事前のskype面接含め)7社の面接をし、3社の選考に通過することができました。内定は出ませんでしたが、日本に帰国後面接が続きます。この3社は全てウォークインで受けた企業でした。
私は、自己分析や学生時代頑張ってきたことの言語化を十分にしておく必要があると感じました。理由として、企業側は志望動機といったものはあまり見ていません。私が受けたウォークインでの面接で志望動機を聞かれたことは1度もなく、自分自身のパーソナリティについての質問がほとんどでした。
この2日間を終え、たくさんの企業に挑戦してみることが大切であると感じました。就職活動はトライ&エラーだと思います。1日目に面接を受けた企業2社は緊張もあり、自分をうまく伝えられませんでした。しかし、2日目に受けた企業3社は緊張もほぐれ、また1日目の企業にうまく答えられなかった質問などもしっかり対策し3社とも通過できました。
そのためまずは面接に挑戦し、そこから得たモノ感じた事を次の面接に活かしていくことが大切であると感じました。
留学期間中は日本にいる就活生のように十分な就職活動を行うのが難しいので、こういったイベントを活用していくことをおすすめします。
(上海・外灘)