Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2023年1月号 国際学部S.K

①日本から持ってきてよかった物

台湾はコンビニやスーパーがすごく充実していて日用品は大体買うことができますが、薬類は持ってきた方が良いと思います。腹痛や生理痛の薬は、私は日本のものが合っている気がするので日本から多めに持ってきています。また、台中での移動手段はバスが中心になるのですが、台湾のバスは日本のバスに比べると運転が荒いため、私は台湾に来てからかなり乗り物酔いしやすくなりました。酔い止めの薬は台湾で買いましたが、台湾の酔い止めの薬は少し高いので日本から持ってくることをおすすめします!

また、今までの留学生の方たちも書いていましたが、虫刺されの薬は必要だと思います。台湾には小黒蚊という台湾にだけ生息する虫がいて、私も台湾に着いてすぐの頃、その虫に手足を大量に刺され、1か月ほどひどい痒みと腫れに悩まされました…。私は現地の皮膚科に行って薬を貰いましたが、日本で使っているものがあるなら持ってくるべきだと思います。虫よけスプレーについては、台湾のドラッグストアに台湾の虫に効果があるものが売られているので、日本から持ってくる必要はないと思います。

②台湾の春節について

台湾では旧暦の正月のことを「春節」と呼び、毎年盛大に祝っています。今年の春節は22日から29日までで、この期間の台湾は凄く賑やかです。民家や店の玄関口には春聯というめでたい言葉が書かれた赤いお札が張られていて、街中で爆竹の音が聞こえます。私たち日本人は、正月と言えば1月1日ですが、台湾では春節の時期は都市によって変わるので、台湾人の友人に「日本の正月は毎年同じ日なんだね」と言われて、台湾の人たちとは考えが全く違っていて興味深いと思いました。また、春節の始まる前の日(21日)から23日ぐらいまでは、チェーン店以外のお店は大体休業しています。春節の始まる22日の0時には、物凄い爆音が聞こえると思ったら寮のすぐ近くで花火を打ち上げていて驚きました。花火はそこだけではなく、いろんな所では打ち上げられていて、日本の静かな正月とは正反対で面白いなと思いました。

春節中、私は台東というところに遊びに行っていました。台中から台東へは、鉄道で直接行く他、高雄を経由していくことが出来ます。台中の個人店はほとんど閉まっていましたが、台東では春節市集がやっていて、お祭りのような雰囲気でした。台東は台湾人の友達でも行ったことがないと言う子がいるくらいの場所で、何か面白いものがあるといいなと思っていましたが、台東駅の近くには民宿がたくさんあったり、近くに海浜公園があったりと割と観光地的な雰囲気だと感じました。普通の台湾への観光旅行では、こういった遠い場所には行けないと思うので来れてよかったです!