Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東海大學
2022年12月号 国際学部 S.K

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

台湾に来てから3か月近く経とうとしていますが、今のところ特に危険な目にあったことはありません。寮や図書館で自習していると、荷物を置いたままどこかに行ってしまう学生も多くいるので、治安に対する意識も日本人とあまり変わらないどころか日本人より緩いのではないかとも思いました。

危険なところを挙げるとすると、交通面がかなり危ないと思います。台湾の人たちの交通に対する意識は日本とは全く違うので、交通事故にかなり気を付ける必要があります。まず、日本では免許取得には30万円ほどのお金をかけて、期間も最短でも2か月ほどかける必要がありますが、台湾では大体3万円で期間も1ヶ月程で免許が取得できるそうです。なのでそもそも交通ルールをあまり理解していない人も多くいると聞きました。また、日本では歩行者優先の考えが根付いていて、交通ルールもその考えに乗っ取って作られていますが、台湾では車が優先されます。そのため、車やバイクは私たちが横断歩道を渡っていても割り込んでくるし、バイクが猛スピードで歩道を駆け抜けて行ったりもします。これも車やバイク利用者が多い台湾ならではの考え方なのかなと思いました。

 

②台南・高雄旅行

12月の初めの休日を利用して、台南と高雄に遊びに行きました。台中から台南へは、高鐵という日本での新幹線のような高速鉄道に乗って行き、台南から高雄は火車(日本の電車)に乗っていきました。台湾は交通料金が非常に安く、台南へは片道3000円程で行くことができます!12月に入り気温も下がってきた台中に比べて台南と高雄はまだまだ夏という感じで、一日中半袖で過ごせました。同じ台湾内でも台中と台南、高雄は街の雰囲気がどことなく違っていたので面白いです。写真を載せている台南の奇美博物館はかなり広く、外観からもヨーロッパのような異国情緒を感じられる博物館でとても印象深かったです。また、台南では牛肉湯やかき氷、高雄では鴨肉飯など、美味しい料理もたくさん堪能できました。今回は2日で2カ所巡る忙しい旅だったので、またゆっくり観光したいと思いました。