Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フィリピン大学ディリマン校
2023年9月号 国際学部 M.O

【ビザについて】

 観光ビザでフィリピンに入国し、入国後に、それぞれ決められた日程で、観光ビザの延長と、適切なビザの申請をしました。私は、9月5日に、大学のスタッフのサポートのもと観光ビザを延長しました。そして、翌日の6日に47a2という特別非移民ビザを申請しました。47a2の申請には、8000ペソかかりました。47a2ビザではなく、SSP(Special Study Permit)ビザを申請している留学生もいました。47a2ビザの申請から取得までには、2、3ヶ月かかるため、その間のビザとして延長した観光ビザが必要です。

 ビザだけではなく、留学に関してわからないことが多くあるかと思います。わからないこと、不安なことがあれば、渡航前、渡航後にかかわらず、担当のスタッフに連絡することを強くおすすめします。

 

【渡航、現地での留学先までの移動】

 龍谷大学からの留学生が他におらず、1人での乗り換えが不安だったため、関西国際空港からニノイ・アキノ国際空港までの直通のフライトを選びました。ニノイ・アキノ国際空港到着後は、事前に連絡のあった待ち合わせ場所に行き、フィリピン大学のスタッフに無事会うことができました。空港から大学内の寮までは、大学のピックアップサービスが利用でき、車で寮まで送ってもらえます。

 電車やバスなどの公共交通機関を使う必要がないこと、他の大学からの日本人留学生3人とピックアップの車が同じだったこともあり、とても安心したことを覚えています。

 

【オリエンテーション、授業選択】

 授業選択に関しては、UPDのCRS(Computerized Registration System)というサイトを通じて、そのセメスターで履修できる講義を確認することができます。私は、「Filipino 3」「English 1」「Community Development 11」の3つを選択しました。

 9月4日にオリエンテーション、11日にキャンパスツアーがありました。オリエンテーションでは、学校の主要な機関の紹介、ビザ申請や授業登録などのこれからの予定の確認や説明の他に、タガログ語での挨拶や自己紹介の仕方などを教えてもらいました。

 キャンパスツアーでは、ただ大学内を回るだけではなく、数か所でグループ対抗のミニゲームもあり、他の留学生や現地生と交流できる機会が多くありました。

 この2つのイベントを通して、カトワン(Katuwang)といわれるボランティアの現地生と出会うことができます。このカトワンとは、タガログ語で相棒を意味します。現在、私のグループには、私を含め8人の留学生と、2人のカトワンがいます。授業選択の時も、グループチャットを通じて、困っている留学生がいないか、定期的に確認をしてくれました。そして、困っている場合は、フィリピンのホスピタリティーな国民性もあり、全力でサポートをしてくれます。