Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フィリピン大学ディリマン校
2023年10月号 国際学部 M.O

【環境について】

 フィリピン大学ディリマン校のキャンパスは493ヘクタールととても広く、このサイズは東京ドームに表すと約100個分となります。そのため、特に現地の学生はキャンパス内の移動の際に、ジプニーをよく使っています。11ペソ(約30円)という値段で、暑い外を歩く必要がないという理由から、移動手段としてジプニーが好まれています。
 キャンパスの中心には、サンケンガーデンと呼ばれている広大な庭があります。そこでは、バドミントンやフットボールなどのスポーツをする人や、ダンスをする人、ピクニックをする人がいたりと、多くの人の憩いの場となっています。また、キャンパス内には、学生だけではなく、一般の人々も生活をしています。

 私は現在、アカシア(Acacia)という寮で生活をしています。キャンパス内にある13の寮の内の1つです。留学生だけではなく、多くの現地学生もこの寮に住んでいます。寮にはキッチンなどはなく、冷蔵庫と電子レンジのみあります。電子レンジは温める用途のみの使用で、料理は原則禁止されています。寮内で食べるときには、インスタント麺をお湯でほぐして食べています。
 私がこの寮で好きなところは、寮のスタッフやセキュリティーガードの人が每日かかさず、挨拶をしてくれたり、話をかけてくれるところです。アットホームな雰囲気があり、ホームシックになることなく、每日、元気に安心して過ごすことができています。

 キャンパス内には、ご飯を食べれるところが多くあります。アカシア寮から徒歩5分ほどのところには、エリア2と呼ばれるストリートがあり、そこには多くの屋台が並んでいます。値段も40ペソ〜100ペソ前後(約100円〜270円)と比較的安く、フィリピンのローカルフードやピザ、ハンバーガーなどを食べることができます。私のおすすめは、マンゴーシェイクです。暑い日に飲む、冷たいマンゴーシェイクはとても美味しく、現地の人からも留学生からも人気です。エリア2の他に、学生食堂やフードコートなどもキャンパス内にあります。

 キャンパスを出てすぐのところには、U.P. Town Centerというショッピングモールがあります。ここでは、日用品や衣類など生活をする上で必要となるものを買うことができます。また、フィリピン料理だけではなく、韓国料理や中華料理、日本食レストランなどもあり、それぞれの好みにあったご飯を食べることができます。
 アカシア寮の建物の1階には、コンビニエンスストアがあります。また、寮から徒歩10分のところには、セブンイレブンもあります。ここでも日用品や食品を買うことができます。 

 

【ランドリー】                                                     

 寮の建物の1階には、コンビニだけではなく、ランドリーもあります。値段は、左の写真にも書いてある通り、クリーニングと乾燥のそれぞれの分数で変わりますが、クリーニングと乾燥ともに24分で200ペソ(約540円)を利用している人が多い印象です。このランドリーは、込み具合にもよりますが、空いていれば、1時間ほどで終わらすことができます。また、値段は高くなりますが、すべての工程(WASH, DRY, FOLD)をランドリーのスタッフに頼むこともできます。

 エリア2にもランドリーが2つあります。1つ目は、1kg 30ペソ(約80円)でクリーニングと乾燥をすべてしてもらえるだけではなく、FOLDもサービスに入っているので、最後に洗濯物を畳んでくれます。3日分の服を上下出しても、3kgほどなので、90ペソ(約240円)で済みます。ただ、このランドリーは、洗濯物の回収までに、3日かかってしまいます。なので、服の個数に余裕のある、留学生はエリア2にあるランドリーを利用しています。

 エリア2にあるもう1つのランドリーも同じサービス内容です。値段は、1つ目より少し安めとなっていますが、洗濯物の回収までに4日~5日ほどかかります。他のランドリーと違って、アカシア寮まで、洗濯物を運んできてくれる点で、とても便利です。

 

 

  

                 サンケンガーデン

       

        エリア2                ジプ二ー