Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フィリピン大学ディリマン校
2024年6月号 国際学部 M.O

【この留学を振り返って】

 この留学を振り返って、楽しかったことも辛かったこともありましたが、フィリピン大学ディリマン校に留学できてよかったです。

 留学前は、龍谷大学からフィリピン大学に派遣された先輩がおらず、とても不安でした。しかし、センターの方々や留学先の担当の方の支えがあり、無事渡航することができました。渡航後も、全く知らない土地、はじめましての人たち、新しい生活で、落ち着く暇がありませんでした。無事履修登録が終わり、授業が始まり、友達もでき、徐々に留学生活にも慣れてきて、毎日がとても楽しくなっていったのを覚えています。

 この留学を通して、今までの生活では出会えなかった人たちにたくさん出会えました。フィリピン人のほかに、日本人の留学生、他の国からの留学生と関わることができました。フィリピン料理をごちそうしてもらったことや、フィリピン人の友達の故郷に一緒に行ったこと、時間があるときに寮にある小屋で日本人の留学生と悩み事やうれしかったことなどを語り合ったこと、ローコンテキストの学生と関わり、文化の違いに苦しんだこと、この留学期間にあったことすべてがいい思い出です。とても夢のような、かけがえのない時間でした。

 

【留学経験をどのように活かすか】

 この留学を通して、ささいなことでも口にして伝えることが大切だと学びました。留学当初は、ローコンテキストの友人に「何が食べたい?」と聞かれた時に、特に食べたいものがなく、すぐに答えられず、相手を困らせてしまうことがありました。しかし、日本人の留学生への相談を通じて、「昨日は○○を食べたから、今はそれ以外がいい」などと少しのことでも何か伝えることが大事だと気づかされました。完璧に答えることができなかったとしても、何か伝えるということが大事だと知ることができました。

 留学を終えた今、これからどんなことがあったとしても乗り越えることができると感じています。留学先で、英語やタガログ語で問題が起きることもありました。決して、完璧に整っているとはいいきれない環境で過ごしました。そんな留学生活を終えて、日本で何があったとしても、日本語という共通の言語で話し合うことができることにとても安心しています。

 また、留学を通して、とてもメンタルが強くなりました。なにかつらいこと、挫けそうになってしまいそうなことがあったら、この留学生活中に悔しかった出来事、一緒に困難を乗り越えたり、支え合った日本人留学生、文化の違いを教えてくれたほかの国からの留学生やフィリピン人、優しく接してくれたフィリピンにいる友人を思い出そうと思います。

 

    Bataanの海の前で

 

   バスケの楽しさを教えてもらった友人           寮のスタッフとガードの方達と