Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

文藻外語大学
2022年12月号 国際学部 Y.H

治安、危険を感じたことについて

 治安についてですが日本とほとんど一緒と言っていいほど良く安心して過ごすことができています。夜に女性が一人で出歩いているところもよく見かけますし危険だという印象はありません。ただ、文藻がある地域は高雄の中でも比較的都会で治安は良いようですが郊外は少し危ないところもあるようです。夜市など人ごみのところではスリも起こることがあるそうなので少し気をつけたほうがいいと思います。

 このように治安はすごくいいのですが、交通ルールの面で危険を感じたことがたくさんあります。どうやら歩行者優先というルールがなく横断歩道を渡っている人がいてもどんどんオートバイや車が突っ込んできます。思わずひかれそうになったこともありますし、すごく怖いです。なので、横断歩道を渡るときは周りをちゃんと見ながら歩く必要があります。日本だと運転手が譲ってくれることが多かったですが、こちらでは歩行者が車を譲るか、走ってくる車と車の間を歩くようにしています。

 

台湾における日本

 台湾において感じる日本についてですが、台湾には親日の方が多いという印象で、日本から来たと言うと日本についていろいろ知っていたり旅行で行ったことがあるなど声をかけてくれる人がたくさんいます。街中を見ても日本料理を提供している飲食店を多く見かけますし、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどでは割高ですが日本の製品がたくさん置かれています。デパートもあるのですが日系のものが多く、中のお店のほとんどは日本のお店だったりします。

 そして、先月号にも記載したのですが台湾には日本語を勉強している人が多くいます。文藻には日本語学科があるのですが、その他にも台湾には日本語学科を設置している大学がたくさんあるようで外国語のなかでも日本語の人気を感じます。また、学校以外でも独学で勉強している方や日本で働いたことがある人など行く先々で日本語を話せる人に会うことがあります。

 台湾は過去に日本の植民地だったという歴史があり、当時に建てられた建築物や列車の線路が残されていて見学できるようになっている場所が多くあるのでそのような場所に行って歴史に触れるのもいいかもしれません。高雄では海沿いの哈瑪星(ハーマーシン)という場所に多く残っており周辺には観光地もたくさんあるので、ぜひ行ってみてください。

日本が以前に作った列車や線路をのこした公園