①現地の学生、友人について
私が話を聞いた限りではフィンランドの学生は授業をめいっぱい取るというよりも3科目ほどに絞って、そこに集中して取り組むイメージです。授業をたくさん取っていっぱいいっぱいにならないよう、自分の生活とバランスを取るのがフィンランド人っぽいなと思います。逆に交換留学生が取っている授業数を聞いて驚いている現地学生もいました。フィンランドでは全国の大学生たちが学部ごとに色の違うオーバーオールを持っていて、それをイベントに着てくるのが伝統です。勉学に忙しい時でもイベントごとには本気なところは学生だけでなく、フィンランド全体の印象です。
友人については授業、イベント、language circleで会い、連絡を取り続けている人や寮の隣人とよく出かけます。前学期にとても仲良くしていた留学生がいたのですが1学期のみだったので帰ってしまい悲しかったです。会いに行くと決めているのでそれも楽しみです。日本に比べると友達になるハードル、話しかけるハードルが低い気がして、自分に勇気さえあればどこでも友達が作れるのかなと感じています。今学期に入ってlanguage circleに初参加したのですが、独学で勉強していた韓国語を使って韓国人の友人たちと話す機会や、遊びに行く機会も増え、友人の幅が広がったように思います。フィンランド人の友達についてはFriendship programという、現地人と留学生を繋げる取り組みを通してフィンランドについて教えてもらったり、お泊りをさせてもらうような友人もできました。ここに来なければ出会えなかった人たちだと思うと帰ってからもずっと大切にしたい縁です。
②日照時間の変化について
4月に入ってから日の出の時間が早くなり、日の入りは遅くなってきています。体感では毎日5分ずつくらい両方が早く遅くなっている感じです。この記事を書いている今日4月30日現在では日の出が5時半、日の入りが21時半です。また、晴れの日も増えていてカフェのテラス席、路上席が開放されたり、冬の間は使えなかったスクーターと自転車のサービスが始まりました。冬には家にこもっていたフィンランド人たちが一斉に外に出てきてちょっとおもしろいです。服の色も冬の間は黒色が多かったのが、カラフルな服装をする人が増えた印象です。
太陽の光の力は私自身もすごく実感していて、4月はずっと上機嫌です。また、自転車も使えるのでいつもはバスで行くスーパーに自転車で行ってみたりと行動の幅も広がっています。来た時にフィンランド人が話してくれた、夏が好きだという理由が今はよく分かります。私は冬が好きで来たのですが、もう雪は十分で、ここで過ごす春と夏が大好きになっています。川沿いのベンチに座ってただぼーっとしたり友達と話したりする時間が最近の私の幸せです。
4月1日に行った湖サウナまでの道