Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2023年11月号 国際学部 M.Y

①授業紹介

私はこちらの大学でEducation and Welfare 学部に所属しているので、私が秋学期に受講していた授業の大半が教育に関する内容です。今学期は4つの授業を受講しており、その中でも最も深い学びを得ることができたのは「Practice」と「Foundation of Multiculturalism」の授業です。「Practice」の授業では、現地小中学校での30時間の授業見学と日本文化に関する授業を2回、授業実習が4回行わなければなりません。計画的に授業観察に行ったり、授業の実習のための準備の時間を考えると充実した内容の授業で大変なこともありました。しかし、実際に現地の小中学校で授業を観察でき、実習を行うことがとても貴重な経験になりました。最も大変だったのは授業実習ですが、それと同じぐらい達成感を得ることができました。また、日本ではできない経験が沢山あるので教育に興味のある方にはおすすめします。もうひとつの授業の「Foundation of Multiculturalism」は、内容も難しく毎回の課題がとても大変でしたが、人種やマイノリティに関する問題や多様性や文化に関する授業内容を、様々なバックグラウンドを持つ留学生と話し合うのは深い学びを得ることのできる場でした。履修する授業を選択する際の注意点としては、授業は龍谷大学で所属している学部での授業と関連しているものでなければ、単位を変換してもらえないことを理解した上で授業を履修する必要があります。

②住居(ルームシェア)

私は大学まで徒歩20分程度のアパートで、3人で暮らしています。1人ひとつ部屋がありますが、キッチン、シャワー、トイレは共有です。シェアハウスをする上で大切だと思うことは、住む前に全員が気持ちよく生活するためのルールを明確にしておくことだと思います。ルールが曖昧なままで、生活をしているとストレスに感じることがあるかもしれません。そのような場合には、ルームメイトと話し合うことも必要です。様々なバックグラウンドや価値観を持つ人と生活を共にすることは時には大変なこともあります。私たちも何度か、お互いに自分の意見を主張して言い合いになるようなこともありました。私は、そのような場合に自分の意見や感情がうまく英語で伝わるかどうかが不安で、話し合うことから逃げていました。ですが、勇気を持って話し合うことはとても重要です。話し合うことで生活や関係性が改善されることがあるからです。それでも改善されない場合には、相談できる人に相談することもお勧めします。もちろん、ルームシェアには利点も沢山あります。私の場合、初めてルームメイトと話をした際には彼女の英語を聞きとることがとても難しかったのですが、一緒に過ごしていると相手の話していることが理解できるようになってきました。ルームメイトと沢山話すことで、色々な英語の発音に慣れることができますし、やりとりをする中でスピーキング力とリスニング力の両方を高めることができると思います。