Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2023年9月号 国際学部 M.Y

①ビザについて

私はビザの影響で予定渡航日よりも3週間遅れての渡航になりました。結論からいえば、ビザの申請については早い段階から自身で確認し準備することをお勧めします。フィンランドでの90日以上の滞在には目的に応じた滞在許可証が必要になります。私の場合はfirst residence permit cardが必要でした。こちらがいわゆるビザのようなものになります。

申請にはいくつかの必要書類を揃えた状態で行う必要があり、申請後には本人確認のため大使館を訪問しなければいけませんでした。申請には「海外保険証明書」「残高証明書」「大学受け入れ許可証」などが必要です。残高証明書は、銀行の窓口で依頼すれば1時間ほどで発行していただけました。私は、5月末には受け入れ許可証を受け取り、6月半ばに龍谷大学へ海外保険加入申込証を提出しました。その後10日前後で振込書が自宅に郵送されるとのことでしたが、3週間弱が経過しても届かず保険会社に連絡したところ、大学側から郵送されていないとのことでした。申請が完了した時点で大使館訪問日を予約しましたが、予約が混み合っており8月の訪問になりました。そして、大使館訪問が完了してもカードの受け取りにかかる日数には大幅な個人差があります。

申請には様々なトラブルが起こることが予想されるので早い段階から必要書類を揃えておくことが重要です。また、疑問に思うことや違和感を感じた場合にはすぐに問い合わせをして自分から働きかけることが重要だと学びました。

 

②オリエンテーション・授業選択について

私は渡航⽇が⼤幅に遅れてしまいオリエンテーションに参加することができなかったので、実際のオリエンテーションでの出来事と詳細な内容については説明することができません。そのため、私のように 渡航⽇が遅れた⽅に向けての情報を提供できたらと思います。

まず、私は渡航が遅れると決まった段階 ですぐに現地の⼤学職員の⽅に連絡をしておきました。⿓⼤の職員の⽅にも連絡をしていただき、確実に情報が届くようにしました。また、オリエンテーションとは別の説明会にオンラインで参加すること ができました。その際、チャットボックスを活⽤して現地に到着していないがどうすればいいかを尋ねました。オンラインでも現地についてからも⼤学の職員の⽅はしっかりとサポートしてくださります。 また、現地に着く前に現地の学⽣ tutor と連絡が取れるようになっていたので、現地の状況や授業の状況も気軽に尋ねることができました。

授業については、⽇本で予め何を受講したいのかを決めて、履修登録は現地で⾏いました。事前に受けたいと伝えていた授業でも、後から変更することが可能でした。⾃分か ら担当教授に連絡をして、理由を説明すれば輪⾏変に対応してくださります。授業に出席できなかった分は、⾃分で勉強し次の授業に追いつかなければいけず、慣れるまで少し⼤変でした。ですが、困ったときには⾃分から「わからない」と声を上げる必要性を学ぶことができました。⾃分からアプローチをすれ ば⼤学側も現地の学⽣も他の留学⽣も助けてくれると思います。