Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2024年1月号 国際学部 N.H

 

 

①日本から持ってきてよかったもの、必要なかったもの

 

ヒートテックはマストで持っていきましょう。こっちで探しても全然無いし、あっても引くぐらい高いので前の冬にしっかり買いだめしておきましょう。そして11月号にも書いたように、日本の100均で買えるような日用品雑貨全般すごく高いので、パッキングに余裕があるなら出発前100均に行って必要そうなもの全部買っていっていいと思います。カイロもないので冬のうちにたくさん買って持っていきましょう。あと、余裕があるのなら日本っぽいおみやげを持ってくると現地で会った人とか、チューターの人とかに渡せるので印象が良いと思います。

↓1000円弱するタッパーや簡単な調理器具たち

   

 

個人的に日本食を持っていく必要はほとんどないと思います。自然とすぐこっちで買えるもののみで食べていける体になっていくと思います。お米とか即席麺とか絶対いらないし、そういうものよりも鰹節とかだしの素とか鶏ガラスープの素とか、ヨーロッパではマイナーで売ってなさそうで、尚且つコンパクトなものを自分で考えてたくさん持っていくのが良いと思います。

あと、フィンランドにはAmazonなどの宅配サービスは存在していません。日本でよくアマゾンとかで買っていたものを持っていく必要があると思います。僕の場合それは携帯の液晶カバーなどで、機種的に絶対に店にはおいてないものなので、今は画面がバキバキになってて持ってこればよかったと後悔してます。一応物理的に注文することは可能らしいのですが、ドイツのアマゾンで購入したものをフィンランドまで配送し、そして遠くの郵便局まで取りに行くというコストも労力もかかることをしないといけません。あと当たり前ですが、薬類やビタミン剤、コンタクトレンズなどは体に合わないこともあるので1年分しっかり持っていきましょう。

個人的にはフィンランドのセカンドハンド店が安くて好みのものがあるので服はあまりもってこなくてもよかったなと思っています。冬用の上着も日本で買うよりこっちで買った方が防寒対策的には安心かと思います。

 

②ヨーロッパに来て酒好きになった話

 

この自由テーマのところにあまり書くことがなくなったのでヨーロッパ留学あるあるを話したいと思います。

まず、ヨーロッパに留学に来たら絶対にお酒に対する文化の違いを目の当たりにすると思います。こっちに住んでいる人たちは本当にお酒が好きです。特にプリドリンク(ゼロ次会)文化が酒好きを象徴しているなと思っていて、彼らはパーティーやパブやクラブに飲みに行くために、飲みます。日本人からすると、居酒屋へ飲み会に行くために事前にアルコールを入れて先に酔っぱらっておくといった感じで、最初プリドリンクに誘われた時はその感覚の違いに驚きました。同時に日本でのお酒の人気の無さに気付くことができ、飲み放題が存在しているのも日本人があまり飲まないからなんだと思います。ヨーロッパに来ると日本の居酒屋のありがたみを深く感じます。

フィンランドでは国民が酒豪すぎて政府が物理的に止めにかかっています。年々酒税が凄い勢いで上がっており、アルコール22%以上の飲酒対象年齢を18歳から20歳に上げ、法律で21時以降お酒の購入を禁止し、5.5%以上のお酒はAlkoという政府が管理するお店でしかかうことができません。しかもAlkoは休日閉まっています。これでも止まる勢いを見せないフィンランド人はすごいと思います。

お酒以外にもこっちに住むことで色々影響されることがあります。味に対する嗜好がどんどん変わってきます。米よりもオートミールを食べるようになったり、好きじゃなかったチーズが大好きになり、日本酒好きからワイン好きになったりなど、ヨーロッパに留学したことがあるなら共感できると思います。毎日料理することもできているし、留学する前には想像もつかなかったようなものが好きになり習慣化され、環境が変わるだけここまで好みが変わるのは非常に興味深いと思いました。

↓フィンランド人にアルハラされた時と気に入ってるスーパーのチーズコーナーの写真