Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2024年2月号 国際学部M.Y

①試験について

オーボアカデミの大学の授業システムは、日本と少し異なっています。龍谷大学では一度授業が始まれば、ひとつの授業が決まった曜日の決まった時間に行われ、それが半年間続き、計15回ほどの講義数で予定が定期的に組まれていて、最後に試験を受けたり、レポートを書いて1単位を獲得できるという仕組みだと思います。しかし、ここでは不定期で授業予定が組まれていたり、週2回授業がある代わりに1ヶ月でその授業が終了したりと様々です。システムは教授によって全く異なるので、初回の授業でしっかりと講義のシステムを確認することがとても重要だと思います。システムがバラバラであるので、試験の方法も授業によって全く異なります。すべての課題がレポートの場合もあれば、レポートとプレゼンテーションの両方の場合もあります。そのほかには、グループでpodcastを制作してそれを提出するものもあります。私は受講しておりませんが、フィンランド語やスウェーデン語の言語の授業では、口頭試験や筆記試験などもあるようです。レポート提出の場合は明確な締め切り期限が決められていないものも多く、初回の授業で教授と話し合って決めたり、決められた月の中であればいつでも提出可能なものであったり、複数回に分けて提出期限が設けられているものもあります。私が受講している授業は、教育と国際関係に関するものでほとんどはレポート提出とグループもしくは個人でのプレゼンテーションが主な試験になっています。

②友達作りについて

留学に来る前に、フィンランドに関する本を読んでいました。そこには、「フィンランド人はシャイ」といった内容がいくつかありました。実際に、ここで数ヶ月を過ごしてみてフィンランド人は確かにシャイな性格であると感じる場面が多々ありました。留学に行ったら、現地の学生と沢山話してたくさんの人と友達になろうと意気込んでいましたが、時に私もシャイになってしまうことがあるので、一言でいうと想像とは少し違った留学生活になっていると思います。私のイメージでは日本人もフィンランド人もパーソナルスペースが広いので程よい距離感を見つけることが少し難しかったです。しかし、一度話してみればとても親切で落ち着いていて、優しい人が多いので、困っているときは質問してみたり、友達になりたければ自分から誘ってみたり、受け身の姿勢では無く積極的に話しかけることも大切だと思います。多くの学生はパーティーが好きなので、パーティーが好きな人はそのような場に行けば、友達が作りやすいかもしれません。私の場合は、パーティーがあまり得意な方ではなかったので、友達を作ることに少し時間がかかりましたし、距離感を掴むのが難しかったですが、一度話してみれば沢山いいところが見えてきてとても嬉しかったです。最初は難しく思えたかもしれませんが、失敗しても誰も馬鹿にするような人はいないし、今思うと、もっといろんなコミュニティに参加してみても良かったと思っています。