トゥルクで出会った他校からの日本人交換留学生と話していた時に、私の学校では交換留学生は毎月レポートを書くんだと言ったら、あなた龍谷大学でしょと当てられて驚きました。他校の学生も龍大のマンスリーレポートを読んで情報収集しているようです。まさか全国区で読まれているとは思ってなかったので少し緊張します、、、。
生活環境について
寮はTYSのstudent village westという寮に住んでいます。交換留学生の多くはこのTYSの寮に住んでいます。TYSの寮は2つあり、1つは私の住んでいるSVW、もう一つはIltakajoという寮です。
SVWは市内に近く、各部屋にトイレとバスルームがあります。キッチンは各フロアにあり、12人で一緒に使っています。たまに友人をキッチンに招いて一緒にご飯を作ったりしています。廊下やキッチンなどの共用ゾーンは、清掃業者の方が毎日掃除・ゴミ出しなどをしてくれるので特にトラブルもなく過ごしています。Iltakajoは市内から少し離れたところにあり、バスで30分ほどかかるようです。こちらは部屋は1人で使えますが、トイレとバスルームとキッチンが2〜3人で共用です。申請の際に友達の名前を書いておくと同室にしてもらえるようです。何も書かなければランダムに振り分けられているのだと思います。わたしはどちらでもokで申請したらSVWに住むことになりました。
トゥルクにはオーボアカデミーの他に3つの大学があるので、TYSの寮には他の大学の交換留学生も一緒に住んでいます。私のフロアにはフランス人が多く、彼らはトゥルク応用科学大学の留学生です。それぞれ出身、大学、専攻、年齢も全く違う人たちと出会えるので面白いなと思います。
たまにTYSの寮に入れなくて、自力でアパート・シェアハウスを探したという人もいました。TYSの寮に比べて非常に高額だったり、そもそも部屋を見つけるのが大変だったようなので、受付が始まったらすぐに申請をすることをお勧めします。
10畳ちょいの部屋です 韓国人の友人たちと一緒に料理しました
交通手段はバス、自転車、電動キックボードなどがあり、特に電動キックボードに乗っている人が多くて驚きました。フィンランドは歩道が自転車・キックボードレーンと歩行者レーンに別れているので、乗り物に乗っている人も歩行者も安全に通行できるのだと思います。
9月の振り返り
マンスリーレポートでホームシックについて書いている人はあまり見かけなかったので、9月の振り返りとして私の経験を書いていこうと思います。
到着して1週間強は予想していたよりもはるかにホームシックが酷く、とても苦しい日々を過ごしていました。今考えてみたら大げさですが、精神的な不安が体調に表れるほどでした。自分が強く望んで挑んだ留学ですが、それが丸9ヶ月も残っていることに絶望していました。街を走るトヨタの車を見るたびに日本に思いを馳せ、早く帰りたいと思っていました。しかもトヨタの車がとても多いのが問題です。初めてとてつもないひとりぼっちの寂しさと恐怖を経験して、心配してくれたり気にかけてくれたり励ましてくれた人たちに感謝するとともに、自分がいかに人に恵まれているのかを知り、また自分のことをもっと知ることができた良い経験でした。
不安と恐怖でいっぱいのときは、他のことは全て置いておいて、海外で一人で生きているだけで十分すごいと自分を甘やかしてください。まずは生活に慣れることだけに集中して自分のペースでやっていくといつの間にかスッキリすると思います。またきちんとSOSを出すことも大切だと思いました。
日本では見たことがない売られ方をしているディル