Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーボアカデミー大学
2025年 8月号 農学部 H.O

はじめまして、2025年8月からフィンランドのオーボアカデミー、トゥルクキャンパスに交換留学するH.Oです。所属はArt, Psychology and Theology 学部です。

留学を検討している学生の助けになるよう一生懸命書いていこうと思います。

 

①渡航、入国について

飛行機は個人で関西国際空港からヘルシンキ空港までの直行便を取りました。往復で取ると安かったので帰国日は仮決めで予約しました。

初めての13時間の長距離フライトでしたが、機内では隣の席の方に助けていただきながら、快適に過ごせました。飛行機が動き出すまでは、寂しくて、なぜ留年までしてこんな道を選んでしまったのかと後悔していました。ですが飛行機が動きだしたらもう逃げ出せないので、開き直ってワクワクしました。

入国審査は思っていたよりもあっさりしていました。パスポート、在留許可のカード、在留許可申請で必要だった書類をチェックされ軽く質問に答えたら終わりでした。私はなぜか銀行口座の残高証明の書類を置いてきてしまいましたが、銀行のアプリで残高を見せたら大丈夫でした。

空港からトゥルクまでは電車で2時間半ほどでしたが、1度乗り換えをしなければいけませんでした。乗り換え時間は5分で、初めての場所かつ20kgのスーツケースを2つ抱えての移動なので、当然この乗り換えに失敗して3000円ほど無駄にしてしまいました。ですがなんとか寮までたどり着くことができました。

空港で家族と別れてからずっと一人での移動で、不安で分からないことだらけでしたが、途中で出会った方々に助けていただき温かい気持ちになりました。フィンランドの人々は決してフレンドリーではありませんがとても親切でした。

トゥルクで出会った友達の多くは、チューターがあらかじめ寮の鍵を受け取ってくれ、駅から寮まで車で送迎してくれたと言っていました。日程が決まり次第できるだけ早くチューターに連絡することをお勧めします。(私はチューターの都合がつかず、全部一人で行いました)

②オリエンテーション・授業選択について

オリエンテーションは8/26(火)から8/29(金)まで4日間行われました。初日はOT後、チューターとチューターグループで学食を食べ、街や図書館を案内してくれました。また、オリエンテーション ウィークはESNという団体やチューターが主催するイベントが各地で毎日行われていました。トゥルクにはオーボアカデミの他にもいくつか大学があるのでそこの学生や交換留学生とも仲良くなる機会がありました。

授業選択はあらかじめ提出していたstudy planに沿って行いました。ここではオーボアカデミの授業以外にもトゥルク大学の授業も受けることができます。オーボ生がトゥルク大学の授業を受講するにはあれこれ決まりがありますが、トゥルク大学の方が開講している授業数が多く、多くの学生がトゥルク大学の授業も履修登録しているようです。また履修単位数に関して、1学期30 credit以上取らないといけないと思っていましたが、そんなことありませんでした。

また、もともと提出していたstudy planを変更して違う授業を履修登録することもできますが、それをするにはコーディネーターの許可が必要なようです。

最後になりましたが、この留学にあたりサポートしてくださったグローバル推進センターの職員の方々、農学部の教務課の方々、先生、また家族と友人にとても感謝しております。ありがとうございます。

↓ロシアを避けて北極ルートを通りました

↓9時でも明るい空