Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

エクス=マルセイユ大学
2023 年 12月号 国際学部 S.H

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

まず、私が住んでいるエクサンプロヴァンスの治安について説明します。結論から言うと、個人的にはそこまで治安が悪いとは感じません。実際に、スリにあったこともないです。しかし、エクサンプロヴァンスは田舎な街であるため、夜は街灯が暗い所が割と多いので一人で夜歩くのは用心する必要があります(しかし、夜出歩くことができないほどではないです)。日本とは絶対的に違うところが物乞いする人があちこちにいることです。駅、スーパーの入り口など多くの場所で特に多くの物乞いをしている人を見かけますし、知らない人(男女関係なく)親しい雰囲気でいきなり話しかけられたことが数回あります。本当に困っていて話しかけられていることはあまりないのではと思います。もし、知らない人に話しかけられたら、目を合わせず無視するのが賢明だと思います。目を合わしてしまうとついてこられるなどの危険性があると感じます。

次に、私が訪れたほかのところの治安について説明します。12月のバカンスで、様々な国を訪れましたが、そこまで他の国も治安が悪いとは感じませんでした。人が多い所ではもちろんスリに気を付けなければいけませんが、スマートフォンは首にかけることや、鞄をチャックのあるものにし、体の前で持つなど基本的なことに注意すれば大丈夫です。逆に、あまり人通りのない所を夜に通ったり、昼であっても少し変な人にすれ違ったり、危険だと感じました。

 

②クリスマス、年末年始

クリスマス ー ヨーロッパのクリスマスは、クリスマスマーケットが11月中旬から始まり、クリスマス前に終わるところが多いです。もちろん国によっては、12月からスタートし、1月初めまでやっているところもあります。ヨーロッパでクリスマスマーケットと言えばドイツのものを思い浮かべる人がいるかもしれません。ドイツは、クリスマス前にクリスマスマーケットは終わる地域が多いです。私も多くの国のクリスマスマーケットに訪れましたが、どの国のものも大変豪華ですばらしかったです。また、それぞれの国名物も食べることができとても楽しかったです。

クリスマスのフランス人の過ごし方は基本的に家族と一緒に過ごす人が多いです。クリスマスイヴとクリスマスともに家族と過ごし、豪華な食事を行います。家主が基本的に、一連の食事(アペロからデザートまで)を用意してゆっくりと食事を楽しみます。

 

年末年始 - フランスでは、年末年始に友達や恋人と過ごします。日本では、年末年始は家族と過ごす人が多いのでフランスとは真逆な文化でとても新鮮でした。多くのフランス人が地元に戻り、高校生時代の時の友達と年末年始は過ごしている印象を受けました。

フランスの店は、クリスマスの25日と元旦の1日が休みです。また、クリスマスイヴの24日や大晦日の31日は営業はしていますが、時短営業をしていました。また、クリスマスはフランス人にとって一年で一番大切な日で、完全に休みでバスもあまり動いていませんでした。