グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2015年9月号 国際文化学部 S.A

①オリエンテーションについて

オーフス大学のオリエンテーションは、様々なイベントを含めると1週間ほどでした。最初の3日間は、オーフス大学の紹介、デンマークの歴史やデンマーク人の特徴の紹介、図書館の紹介など、プレゼンテーターが時折ジョークを挟みながらの発表でしたので、終始和やかなムードで進みました。オリエンテーションは午前中に終わるものがほとんどで、昼食に美味しいサンドイッチが振る舞われたり、デンマークの伝統料理である、スモーブローを作って留学生みんなで食べるというイベントもありました。スモーブローとは、オープンサンドのことで、黒パンの上に野菜や肉、魚などをのせて食べます。様々な食材があり、自分で自由に選んで盛り付けることができたので、他の国からの留学生たちと一緒に盛り上がることができました。このオリエンテーション期間に、CPR Registrationというものがあり、そこでCPRカードの申請をすることができます。CPRカードとは、一人一人にCPRナンバーが与えられ、このカードでデンマークの様々な施設の利用や、銀行口座の開設、病院での診察を無料で受けることができます。また各種様々な手続で必要になるので、デンマークで生活するうえでこのカードは必須です。オリエンテーション期間以外でも申請することは出来ますが、その場合は自分で市役所に出向き、また手続きも複雑になるので、オリエンテーション期間中に申請を済ませることをお勧めします。また、オリエンテーション期間中に、オーフスにあるチボリ公園という遊園地に行くイベントや、留学生のためのパーティーなどが開かれるので、他の国の留学生の友達を作る機会は多くあると思います。

②オーフスについて

オーフスは、デンマークでコペンハーゲンに次ぐ2番目に大きな都市ですが、規模は小さく、ダウンタウンは2時間ほどあれば歩いて回ることができます。比較的小さな町ですが、デパートや飲食店、映画館などがあり、生活するうえで不便に感じたことはありません。小規模ながらもしっかり都市として機能していることから、「世界一小さな都市」と呼ばれているようです。またオーフスは歴史的な町であり、12世紀に建てられた大聖堂や、デン・ガムレ・ビュというデンマークの中世の民家や街並みを再現した野外博物館などもあります。さらに、文化の町としても知られており、北欧最大級の現代美術館であるアロス・オーフス美術館やヴァイキング博物館や女性博物館などがあります。またオーフスでは毎年オーフスフェスティバルや、フードフェスティバル、ジャズフェスティバルなど様々な祭りが開催され、祭りの期間中は町中がとても賑わっています。オーフスの街並みは、石畳で、レンガ造りの古い建物が多く、とても美しいです。しかし、これは他のヨーロッパ諸国でも当てはまることかもしれませんが、街中のポイ捨てが多いです。特に、デンマークでは喫煙者が多いためタバコの吸い殻が当たり前のように道端に捨てられています。フランスのパリに強いあこがれを持つ多くの人が、実際にパリに訪れ、思い描いていた理想と現実のギャップにショックを受けるということから作られた「パリ症候群」という言葉がありますが、私もこちらに来る前は自分の勝手なイメージで、デンマークは綺麗な国であると思い込んでいたので、道端のごみが多いことに少しショックを受けました。しかし、ごみのポイ捨てが多いのは主にダウンタウンで、住宅街は綺麗です。またオーフスは海に面しており、少しダウンタウンを離れると森や湖などの自然もあり、都会と自然が融合したような美しい町であるので、ごみが多いことを除くと、とても過ごしやすく気に入っています。

オーフスの街並み