Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オーフス大学
2016年2月号 文学部 M.T

試験

オーフス大学のテスト形態として主なものはレポート課題と口頭試験です。

レポートの枚数は講義により異なりますが、私の受けた講義では5~10枚ほど課され、友人の講義では15枚と指定されたそうです。いずれのレポート課題に共通している特徴として、事前にレポートのフォーム、書き方をかなり厳しく指導されることが挙げられます。Literature in Englishという講義を受講した際には、普段の講義とは別に、レポートの書き方を指導する授業を数回にわたり特別に設けられ、そこでアイデアのまとめ方から参考宇文献の書き方までみっちり教わりました。レポートの書き方に関する教科書も別に2冊ほど購入し、大学の4回生のゼミを受けていた時でもここまで細かく指導されることはなかったので、あっけにとられたのを覚えています。

口頭試験は事前にテーマを提示され、そのテーマに関する10分ほどのプレゼンテーションを用意し、その後に教授陣との15分ほどの質疑応答で成績評価をするというタイプです。テーマを提示される日時も授業により異なるようで、私の授業のように1か月ほど前から教授と相談しながら自由に決められるゆったりした講義もあれば、24時間前に掲示板に公表される講義もあるそうです。質疑応答の内容はおもにプレゼンテーションに関する質問と、そこから少し踏み入った領域に関する意見を求められたり、授業中に学習した内容と結び付けて、その内容の説明をするという具合に進められます。質疑応答が終わった後にいったん教室から5分ほど席をはずし、その間に教授陣が成績を評価するので、その場で自分の成績が伝えられます。現地の学生は中学や高校の時点でこの形式の試験をこなしているので、口頭試験の方が教授からたまにフォローしてくれるということで、レポート課題よりも好まれているという印象があります。

デンマーク語の授業

オーフス大学に留学している学生は、無料でデンマーク語の授業を受けることができます。私自身2学期に突入し、前期よりも自己管理に余裕ができたというとこで授業をとることにしました。2時間の授業が週に2回おこなわれ、クラスに割り当てられる生徒はおよそ30人ほどです。授業の特徴として挙げられるのが、デンマーク語しか書かれていない教科書を渡され、そこに書いてあるフレーズを先生は訳だけ教え、そこから生徒はその文で他の生徒と会話する練習をして、その単語と文法を自分で考えていくという事です。もちろん質問すれば先生は教えてくれますが、日本のように文法や単語を事前に手取り足取り説明しないので、自発性が求められます。たとえばHvad hedder du?という文を出されて「あなたの名前はなんですか?」と先生は訳を教え、そこから生徒は他の文と照らし合わせて「Hvadはwhatでduはyouで~」と調べたり予想していかなくてはいけません。デンマーク人の第2第3言語の習得率がとても高いデンマークの語学教育に興味があったことも手伝って、この授業をとることを決意した私としてはとても興味深く、いま受講している第2言語習得に関する講義と合わせて、これからも授業を受けていきたいです。ちなみにデンマーク語は英語に似ていると言われているだけあり、文法と単語からそこはかとなく英語の雰囲気が感じ取れますが、発音がきわめて難しく、アルファベットと発音が全くかみ合わないので、リスニング問題にたいへん苦労します。