事前の調査で大阪からフランクフルトまで飛行機で移動し、そこからオーフスまで陸路で向かうのが最も経済的だとわかりました。留学期間が10ヶ月と長期だったため、片道航空券を早めに予約。シンガポール航空のエコノミーチケットを60,000円程度で購入できました。総移動時間は約30時間でした。
陸路での移動には、乗り鉄なのでドイツ鉄道を選びました。費用は15,000円程度。入国に関しては少し不安がありましたが、フランクフルト空港の審査だけで無事にデンマークに入国できました。
今回は90日を超えての滞在ですので、ビザの種別はST1です。出国の3か月前に東京で手続きをしました。入学許可書やその他の必要書類、手数料を持参しました。おそらく詳細を別の回でまとめます。またもしもの時、領事サービスを使えるので戸籍謄本を1通発行しておくとよいかもしれません。
私自身、完ぺきとは言えませんが、可能な限り出国前に情報収集しておくことが大切です。意外なことに、デンマーク、特にオーフスの暮らしに関する情報は媒体問わず多く存在します。手軽なところでYouTubeやnoteなど参考にしてみるとよいかもしれません。
オーフスに到着して最初に驚いたのは、デンマーク人のパーティー好きな一面です。昼間は「ヒュッゲ(Hygge)」という落ち着いた雰囲気がありますが、夜になると街のあちこちでパーティーが開かれています。
大学のオリエンテーション「AU Intro Days」では、大講堂を埋め尽くす留学生の熱気に圧倒されました。学生証の交付(要予約)、歓迎の言葉、そしてミニデンマーク語講座に参加し、留学生活の幕開けを実感しました。また、向こう一か月は連日パーティーが開催されました。デンマークの雰囲気を体験しながら、留学生や現地の学生と交流ができました。
授業選択は渡航前にシラバスを確認しながら行いました。2024年秋学期は約50科目の中から最大3科目を選択できました。経済学部の学生である身をここでは教養学部に置かれ、授業選択は私にとって大きなチャレンジになってしまいました。プログラミング、哲学、ソーシャルコミュニケーションマーケティング!?
留学は始まったばかりですが、すでに準備の重要性と、新しい環境での柔軟な対応力の大切さを教訓に得ました。これから始まる10ヶ月の留学生活は今の私からみるとかなり長く感じています。留学が終わるころも同じことを思っているのでしょうか。