①授業について
私は、Business School に所属しており、今学期は学部の授業3つとinternational student のための授業3つを履修しています。学部の授業3つを紹介したいと思います。
:CORE ECONOMICS
龍谷大学経済学部で習うマクロ経済学、ミクロ経済学を学びます。授業の前にCORE website というオープンソースを読んで予習することが必須です。一度龍谷大学で学んだことがあっても、それを英語でとなると話は別です。理論や計算式を説明する時には、専門用語がバンバン出てきます。今期とっている授業の中でこれが一番大変です。まず、わからない用語を辞書で調べ、それからじっくり読んで理解する。その上毎週オンラインテストがあります。評価はオンラインテストと学期末テスト。
:Business Study Skills
Word、Power Point, Excel の使い方など、仕事をする上で必要になってくるスキルを学びます。また、大学での、レポートの書き方(情報収集の仕方など)も学びます。イギリスでもアメリカでもそうだと思いますが、海外の大学のレポートの書き方は徹底しています。情報源はどこか、正しい情報か、など常に注意を払う必要があります。もちろん、日本の大学も同じだと思いますが、一つの科目でレポートの書き方を徹底的に教えるといったことはないでしょう。こちらの大学は、他人の論文をコピーしていないか、自分の言葉で要約しているかどうか見極めるソフトを使って、採点しているため、ごまかせません。評価はGroup Essay(2000字)、Group Presantation(これからヒットしそうな携帯電話の特徴について)、Indivisual Essay(2000字、Social Media のビジネスにおける影響力)です。
:Introduction to Business and Management
組織とは何か、リーダーシップ、とは何か、社員のモチベーションをあげるにはどうすれば良いのかなど、マネジメントの基礎を学びます。マーケティングの要素も少し入っていると思います。知識はゼロだったのですが、すごく面白いです。特に、これから消費者が求めるであろう商品を考える際、政治的要素、環境的要因、経済的要因、社会的要因をリサーチする必要があって、マーケティングという学問は様々な分野が絡み合っていて、興味深いです。評価はCSRの利点と欠点(2000字)と学期末テストです。
②前期を振りかえって見て
こちらに来て約三ヶ月が経ちました。この三ヶ月、ほんとにあっという間でした。しかし、それだけぎっしり身の詰まった三ヶ月だったと思います。外国に来るのはこれが初めてで、約20年間の日本語だけの生活から、いきなり一切日本語がない環境に飛び込んできて、読むもの聞くもの話すこと全てが英語で、最初の頃は毎日疲れがたまっていた気がします。その上、レポートの量がすさまじく、出してはまた次のレポート、終わったーと思ったらまた追加のレポート、、、とdeadline に追い越されないように必死でした。海外の大学で単位を取ることの難しさを実感します。留学を三分の一終えた時点で思うことは、英語の大切さです。今更かよと言ったツッコミが聞こえてきそうですが、本当に大事です。英語は単なるツールかもしれません。英語が話せなくても生きていけます。しかし、英語が話せると世界中の人と繋がれます。世界中の人と繋がることによって様々な人の考え方を知ることができ、視野を深めることができます。これほど便利なツールが他にあるでしょうか。日本でも、英語は学べます。一番良い方法は観光客に英語で話しかけてみることです。戸惑うかもしれませんが、大丈夫です、彼らのほとんどは日本人に話しかけられることを嬉しく思うでしょう。日本のことを知りたいと思って日本に来ています。ぜひ英語で日本のことを紹介してみてください。そして彼らが使っている言葉をメモし、覚え、別の機会で使います。
とは言ったものの、私の場合、まだまだ言いたいことがすぐに出てこない歯がゆい思いをすることがあります。しかし、必死に話せば聞いてくれます。大切なのはこちらに話したい気持ちがあるかどうかです。
「リバプール」
「イギリスにはこんなにパブがあります」