Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2012年2月号 文学部 A.S

受講している科目について(後期)

僕が後期に受講している科目は前期同様、Castellano(留学生向けスペイン語の授業)(月、水、16:00~17:30)とArabe(アラビア語の授業)(月、水、金、11:00~13:00)です。Castellanoの授業は前期の続きなので前に書いた通り、テキストを用いて授業していく形です。内容も一度習ったことの復習のようなものなので、難しくはないです。今は前よりもスペイン語が理解できるようになったので、授業が少し楽に感じますが、まだまだ学べることはたくさんあります。

Arabeは先生が2人に増え、前にも増して授業内容が難しくなりました。その他のことに関しては前期からの継続になるので前に書いたような形で進んでいきます。正直ついて行くのが難しく、スペイン語もまだまだなので今後続けていくかは検討中です。

 

余暇の過ごし方について

留学生活をしていて余暇の過ごし方は重要です。前期は授業が3つに語学学校が週4であったのでなかなか忙しかったのですが、それでも余暇はたくさんありました。後期は授業が一つ減り、語学学校もないので余暇が腐るほどあります。このようにたくさんある余暇をどのように使うかは自由なのでいろんなことができます。日本人や現地の友達と街に行って遊んだり、観光したり、国内外を旅行したり、スペイン語の勉強をしたり、パソコンをいじりながらぐうたら過ごすこともできます。

僕の場合、最初は張り切って勉強していたのですが、今はたまに勉強をする程度です。勉強をしていないときは、日本人や現地の友達と雑談をしたり、パソコンをいじったりしていますが、主にSAF(大学併設のジム)に行って時間を潰しています。SAFについては前にもその良さについて説明しましたが、様々なものがそろっているのでとても便利です。僕はいつもプールに行って泳いでいるのですが、プールは室内にあるので今でも入れるし、プールの側にはジャグジーや日本のようなサウナもあります。泳ぐだけでなく、温泉に行ったような気持にもなれるのでとても気に入っています。皆さんもバルセロナに留学に来た際は、一度使ってみてください。

 

スリ、置き引き等について

スペインに住んでもう半年になり、こっちの生活にも慣れたこの頃、僕の周りではスリの被害が多発しています。バルセロナに留学している友達の中にも、無理矢理バッグを盗られたとか、ポケットに入れていた電子機器を盗られたとか、置き引きされたなどの情報が入ってきています。実際僕も目の前で友達が財布をすられました。地下鉄の中だったのですが、慣れて気が緩んでいるせいか、周りの人に対して何の警戒もなしにお喋りをしていたら、電車のドアが閉まる直前に財布を盗られてしまいました。もう少し周りを警戒していれば、犯人たちが友達のすぐ後ろにいたことに違和感を覚えたのでしょうが、その時は特に気にしませんでした。半年も過ごし、こちらの生活に慣れるとこういった気の緩み生まれてきます。前に治安等について書いた時はそれほど治安は悪くないといった内容で書きました。しかしあくまでここはスペインです。慣れたからといって、無警戒になるとこのような事態を招きます。留学生活の間は慣れてきたからといって日本のような感覚で街中を歩いたりしては絶対いけません。こっちの地下鉄の放送では、「スリはあなたの不注意を狙っています。・・・。」と流れます(日本語で流れます)。この言葉通り、スリはいつでもいて、狙っています。みなさんも留学生活の間は気を付けてください。