Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2014年3月号 法学部 E.S

① 治安、危険を感じたこと、トラブルについて      バルセロナは日本と比べると決して安全とは言えません。スペインに限った話ではないですが、物乞いをしている人の数も非常に多く、バルセロナでは道端や駅の構内や電車の中など、どこに行ってもそのような人を見かけます。また、地下鉄は地元民だけでなく観光客も多くの人が利用するため、それを狙ったスリも多発しているようで、スペイン語や英語、また日本語でもスリに注意をするようにというアナウンスが流れています。またこちらではストライキが多く、学生のストライキの日には今まで2度ほど大学の構内にあるカタルーニャカイシャという銀行のドアのガラスやATMが石を投げつけられて壊されていました。日本の文化や環境とは異なることが多いため、慣れるまで少し時間がかかりました。また、観光客の多い市内では警察がいつものように巡回していますが、留学生の友人の中には市内で買い物中にiPhoneをすられた人や、パスポートが入っていた鞄を盗られた人もいます。また市内へ引っ越す最中に荷物を奪われた人もいます。 私は市内で電車に一人で乗ることや、一人で買い物をしたことは何度もありますが、特別危険を感じるようなことはありませんでした。しかし、外を歩くときは財布や携帯電話などには気を付けるように心がけ、周りに注意しています。夜道を歩くことや人気のないところを歩くことはできるだけ避けることも大事だと思います。 ② 自由テーマ(バルセロナでのライブについて)                   ヨーロッパ間は非常に安易に移動が出来ることで、スペインのアーティストだけでなく多くの海外アーティストがバルセロナにも公演に訪れます。なかには日本ではなかなか観ることが難しいものや、チケット代が高価になるような公演も多く、バルセロナでは日本より比較的安価で簡単に観ることが出来ます。チケットはTicketmasterなどのチケット購入サイトを通して購入することができ、購入したチケットは郵送かPlaza Catalunyaの付近などにあるfnacというところで印刷してもらうことができます。razz matazzというライブハウスや、収容数が多いバルセロナ郊外のPalau Olimpic de Badalonaという普段はバスケットボールなどの試合にも使われているところでもライブ公演が行われることがあります。スペイン以外では特にイギリスやフランスのバンドの公演も多いですが、その他の国からも有名アーティストが公演に来ることもあります。興味がある公演の日程を調べて足を延ばしてみるのもいいと思います。