Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バルセロナ自治大学
2024年9月号 経営学部 N.T

①渡航・入国について

 スペインで留学するにあたりビザを取得する必要があります。私が手続きを行った時点では、入国の3カ月前から申請可能でした。申請から受け取りには2カ月程かかります。大阪にある領事館では申請をすることはできず、東京にある大使館で申請を行う必要があります。混雑が予想されるため開館時刻に行くことをお勧めします。

 必要書類としては無犯罪証明書、経済能力を証明できる資料、健康診断書、航空券の予約確認(行きの航空券のみでも可能)、写真(背景白)、パスポートとコピー二部、入学許可証のコピー、スペインの保険などが必要でした。変更されている可能性もあるため確認が必要です。不備があった場合には、赤色のレターパックに返信用のレターパックと一緒に送ることで、パスポートにビザがはられて送られてきます。私はぎりぎりの申請になってしまったため出発の3日前ぐらいに届きました。早めに申請することをお勧めします。

 バルセロナ空港からVilaへは、まずアエロバスを使いカタルーニャ広場まで行きます。そこから Plaça de Catalunyaという駅から地下鉄にのり、Bellaterra駅まで行き15分ほど歩くと到着します。私はSIMカードを地下鉄に乗り換えるカタルーニャ広場で買いました。eSIMという手段もありますがスペインでの電話番号を持っておくと後々便利なので、どこかで買う事をお勧めします。SIMを買うまでの間が不安という方は事前に地図アプリに周辺地図をダウンロードするか、初日のみeSIMを利用することも便利だと思います。

 

②オリエンテーション・授業選択について

 オリエンテーションはスペイン語のみで行われました。当初の予定ではスペイン語での説明の後、国ごとに担当の先生からの説明がある予定でした。急遽別日に変更となり参加することが出来ませんでしたが、担当の方に別日に不明点を聞きに行くことができました。他にも事前にteamsにおいて説明などもあったようですが、飛行機に乗っていたため参加できませんでした。

 授業選択は日本にいるときから可能でした。前期の科目のみでなく後期の科目も登録できます。授業開始からしばらくすると登録した科目を削除したり変更したりすることができます。前期は留学生向けのスペイン語によるスペイン語の授業と、日本語の翻訳の授業、アジアの歴史を学ぶ授業を受講する予定です。

 単位には入りませんが日本の文化について学ぶ授業にも参加しています。担当の先生から時間が空いていれば授業の手伝いをしてほしいと言われ参加しています。現地の学生と日本語とスペイン語を交えながら会話できるよい機会になっています。

Sagrada Família

メルセ祭りでの人間の塔(Castells)