Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ボローニャ大学
2014年10月号 理工学部 T.N

①カルチャーショックについて

ここイタリアでは挨拶する際によく握手をして”chiao, Come sta?”調子はどうだい?といって握手をして挨拶をします。これは他の国でもよく見られる挨拶ではあると思うのですが、ある程度仲のいい関係になるとほっぺとほっぺを合わせて軽くキスをして挨拶をします。あまり日本では慣れない挨拶の仕方なので、はじめは戸惑いもありました。

あと、催し事があると様々な人やボランティア団体が集まって色々な活動をしているのですが、自分が一番驚いたのは真っ白のつなぎを着た女性と男性が円の中央に立って円の外から絵の具の付いたスポンジを白い繋ぎを着た男女に投げて、一つのアートを作るという活動でした。よく子供の遊び場で子供が遊んでいるシーンはよく見かけるのですが、あまり形として作りあげているシーンを見た事がなかった自分は、日本にはない自由さがあっていいなと感じました。

イタリアとは関係ないのですが、ルームメイトがムスリムの人達なので、決まった時間にお祈りをしたり豚を食べなかったりと宗教の違いも肌で感じています。ルームメイトと食材などをシェアしている自分も彼らが豚肉をたべないので僕も家では豚肉を食べていません。ルームメイトはお前もムスリムになるかと冗談を言ったりしています。

 

②日本から持ってきてよかった物

他はイタリアでも同じ様に人が生活しているので、ゆってしまえばスーパーに行けばなんでも手に入ります。ですが日本からこちらに到着してすぐは移動の疲れやアパートに入るための手続きもしなくてはいけない為スーパーを見つけるまで時間がかかってしまいます。ですので1日もしくは2日程度は生活できるだけのものは持ってきてよかったなと思いました。例えば、スーパーを見つけるまでの食材(カップラーメンなど)やだしの素(軽い日本食)はあってよかったなと思いました。

また海外に行く際日本からパソコンなどの電子機器を持って行く人がほとんどだと思うのですが、イタリアではプラグ(コンセント)の形が違います。日本ではA型という平型のピンが平行に2つ並んでいるタイプですが、イタリアはF型、円柱型のピンが平行に2つ並んでいるタイプなので日本から電子機器を持って行く際には変換プラグが必要になる訳です。それに加えて日本から延長コード(ハブ)を持って行くと他の電子機器も変換プラグなしに延長コードをハブにして使用できるので便利だとおもいました。