授業、試験について
今回は留学生向けに開講される講義について書こうと思います。8、9月頃、International Student DeskからのメールにてIntroduce to Italian Cultureという授業の案内がありました。僕は研究が中心なので講義を取る必要はないのですが、講義が英語で行われるということと、せっかくイタリアに来ているのだから文化について少し聞いてみようと思い、聴講しようと決めました(履修するとレポートの提出や出欠確認があるので、聴講という形にしました)。
学期始めの頃は超満員で全員座りきれず、地べたや階段に座っている人が何人もいましたが、特に教室を変更するなどはなく、席は早い者勝ちという感じでした。この講義は、毎週テーマがあり、そのテーマの専門の先生が来るという形式なので、イタリアについて幅広く話を聞くことができます。また、それぞれ先生よって講義スタイルが違うのも面白いです。講義テーマとの親和性もありますが、たくさんの動画を使う先生がいたり、逆にスライドには講義タイトルだけ表示していて、語りのように話している先生もいました。単位が必要でないのなら、履修登録をせず興味のあるテーマの時だけ聴講するのも良いかなと思います。
また、僕が参加している講義は1つだけなので問題はないですが、ボローニャ大学は学部ごとに建物が分かれており、それぞれが旧市街地の中に点在しているので、いくつか授業を取るなら移動時間も考慮した方がいい場合もあるかもしれません。
治安、危険を感じたこと、トラブルについて
ボローニャは他のイタリアの都市と比べると治安が良いと聞きますが、それでも日本にいる時と同じ心構えでいると少し危険な目に遭うかなと思います。例えば、バスや電車の中などは気をつけた方がいいと思います。人が少ない時間帯は大丈夫ですが、通勤等で人が多い時間帯には日本の満員電車に近い状態になります。僕はリュックで通っていて、何度か少しチャックを開けられていたことがありました。幸い、何も取られていなかったですが、人が多い時はカバンは自分の前に持つようにした方がいいと思います。実際、カバンのチャックを開けっぱなしにしていて、財布をスラれた人もいるみたいです。
あと、イタリア人の運転には気をつけた方が良いと思います。車を運転することはないと思いますが、道路を渡るときは注意が必要です。イタリアの車道は右側通行なので、右を見ながら道路を渡ろうとすると危険な目に遭います。実際、僕自身何度もヒヤッとする場面がありました。それに加えて運転がとても荒いのと、信号があまり信用できないのも、道路で危険を感じる原因の1つかなと思います。