Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ボローニャ大学
2018年9月号 理工学部 N.N

オリエンテーション

ボローニャ大学にはいろんな国から学生が来ていますが、留学生はボローニャに着いた後、International Student Deskに行かなければいけません。そこで滞在許可証の申請の仕方を教えてもらったり、ボローニャ大学のバッジ(学生証)を受け取ったりします。僕の場合は、滞在許可証の申請を終わらせてからInternational Student Deskへ行ったので、申請後に受け取る3つの書類をメールで送るよう言われました。9月上旬に手続きを行いましたが、人が多くて1~2時間くらいは待たされるので、整理券を受け取ったら近くのカフェ等で時間を潰すのがいいと思います。また、ボローニャ大学の学生バッジがあると、普通に買うと1ヶ月パスで36ユーロのところを、バスの年間パスを10ユーロで手に入れることができます。

9月下旬頃にはEngineeringとArchitectureの学生向けのWelcome Dayがあり、学生生活の過ごし方の話を聞いたり、相談ブースで色々質問することができます。また、留学生全体のWelcome Dayは10月に予定されています。そこではInstagramに投稿した写真を使ったイベント等が開かれるみたいです。滞在許可証についてはこれらのサイトが参考になると思います(Buono! Italia, イタリアーナ, Neverまとめ)。イタリアでの手続きは日本に比べるといい加減なところがある気がするので、そこは辛抱してやるしかないです。僕は郵便局で名前、住所、電話番号がそれぞれどこか1文字ずつ間違えていることを指摘したら、すごく嫌そうな顔をされ、「大丈夫、問題ない」と言われました。


環境について

ボローニャキャンパスは、街の中にそれぞれの学部の建物や研究棟が点在しています。またボローニャ旧市街地には高校や他の大学もあるので、学生の多い街です。なのでボローニャでは人種差別などを受けたことはないですし、治安も良いのであまり過剰に不安がる必要はないと思います。ただ日本のコンビニのような店はないので、街でトイレに行きたくなったときはバーやカフェなどで注文しなければいけないのが少し不便だと感じました。スーパーマーケットには大体なんでも揃っているので特に不便はないですが、ボローニャは意外と現金社会でクレジットカードが使えないところが時々あるので、最初は現金を少し多めに持っておいても良いかもしれません(滞在許可証の申請でも100ユーロ近く使うため)。イタリアのゴミ捨て事情は日本と比べるとかなり大雑把で、街のいろんなところに置かれた大きなゴミ箱にいつ捨てても大丈夫です。何種類かに分けるようになっていますが、何でも捨てても良いゴミ箱があるので、迷ったらそこに捨てておけば問題ないです。