Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オックスフォード・ブルックス大学
2017年1月号 国際学部 S.Y

 

*日本から持ってきてよかったもの*


基本、お店が近くにたくさんあるので、なくて困ったものはマスクくらいです。冬は寒く、基本部屋の暖房をずっとつけているので部屋の中がとても乾燥します。それで喉が痛くなったので、マスクをつけて寝ようと思い、ドラッグストアで探したのですがありませんでした。
こちらに売られてはいるけれど、日本のものがいいなあと思うものは幾つかあります。例えばラップ。ラップはよく使うのですが、全然切れない上に、とても薄いです。また、200mlの計量カップや、歯ブラシは持ってきてよかったです。こちらのものは全て大きいような気がします。
お金の面では、キャッシュパスポート。毎回引き出す際に手数料を取られるなどマイナスの面もありますが、現金を大量に持って行くよりかは、必要な分をを必要な時だけこちらの通貨で引き出せるのはとても便利です。日本でお金を変えていってもいいですが、その際50ポンド札が入っている場合があります。50ポンド札はほとんど使われないので、使いにくいです。
あとは、国際学生証。パブでお酒を頼むときや、クラブに行く時、お店でお酒を買う際など必ずIDの提示を求められます。生年月日がわかればいいのですが、学生証には生年月日が書かれていないので使えません。でもいちいちパスポートを持ち歩くのも怖いし、そういう時に国際学生証がとても役に立ってます。龍大ですぐに作ってもらえたので、持って行くと便利かと思います。
それから、日本のもの(ポストカードなど)を少しだけ持ってきたのですが、こちらで出会った友人の誕生日プレゼントなどとしても使えて、喜んでもらえるので持ってきてよかったと思います。

 

*冬休み*


人によって異なりますが、私の場合12月16日から1月30日まで休みでした。初めは、成人式のことなどもあり、日本に一時帰国することも考えていたのですが、ヨーロッパ旅行をすることに決めました。私と同じ時期に龍大からFinlandに留学している友達とイギリスで合流し、ロンドンのNew Year’s Eve Fireworksを見ながら年越しをした後、オランダ(アムステルダム、ロッテルダム、デルフト)→イタリア(ベネチア、フィレンツェ、ローマ)→スペイン(バルセロナ)を周りました。
オランダには去年、私の日本語パートナーだった龍谷大学に留学していたオランダ人の友人がおり、色んな場所へ案内してくれたり、実家や寮に泊まらせてくれたりしました。ただただ有名どころを周るのではなく、その国のことをよく知っている人に案内してもらえるのは嬉しいことでした。おかげでとても充実していました。留学前に、何か自分できっかけを作り、外国人の友人を作れたならとてもいいと思います。こうやって日本国外で再会でき、その子の国に案内してもらえるなんて思ってもみませんでした。
毎日がとても濃く、とてもここに書ききれる量ではないのですが、とにかくヨーロッパ旅行をして本当に良かったです。上でも書いたように、一生に一度の成人式なので、日本に帰るか迷っていましたが、それより何倍も良い経験ができたと思っています。ただ楽しめただけではなく、いろんなことを考えたり思ったり、外から日本を見つめるいい機会にもなりました。計画を立てることの大切さ、それを達成できた時の嬉しさ、自分の身の回りのものにはしっかり責任を持つことも学びました。こんな経験をさせてくれた親にとても感謝しています。
この旅行で気分がとてもリフレッシュされたところで、後期が始まりました!念願だった学部の授業、前期より大変になることは間違いないですが、後悔だけはしないように後半気合い入れていきたいと思います!

 

ロンドンで念願のミュージカル鑑賞。
私の大好きなレミゼラブル。本も映画も何度も見ていたのでとても楽しめました。
所々で聞こえてくるイギリスアクセントがとても心地よかったです。

オランダ・アムステルダムのアンネフランクの家に行きました。
実際にアンネが隠れていたところ。
昼間でも真っ黒なカーテンを引き、音も立てずにひっそりと生活しなければならない。
想像するだけで苦しくなります。差別から生まれる良いことなんて何もないと改めて感じました。
イタリアのベネチアにあるブラーノ島。
水上バスに乗って40分ほどのところにあります。カラフルな家がとても綺麗でした。
ローマのコロッセウム。
今ではとても綺麗と思う場所でも、
昔は殺し合いが娯楽とされていた場所と思うとなんとも言えない気持ちになりました。
イタリアはものすごく寒く、風邪をひいてしまったのですが、
バルセロナは暖かく、一足先に春を体験した気分でした。
サグラダファミリア本当に綺麗でした。完成したらまた行きたいなあ。