Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

オックスフォード・ブルックス大学
2018年1月号 国際学部 L.W

①日本から持ってきてよかった物

a.冬になると、お湯を飲みたくなるから、魔法瓶を日本から持ってきてよかったと思う。イギリスで魔法瓶を売っている店が少ない。イギリス人はいつもペットボトルの水を飲む。魔法瓶を持てば、水もお湯も飲めるから、とても便利である。

b.そして、イギリスでいつも突然雨が降るので、傘、防水の靴と服を日本から持ってきてよかった。傘は折り畳みで、服はアウトドアパーカーの方がとても便利である。

c.イギリスのアクセサリーソケットは日本のと全然違うので、転換用コンセントが必要である。そうしないと、持ってきたコンピュータと携帯が使えなくなる。現地でそれを買うのはとても難しいから、日本から持って来て良かった。

d.イギリスに来たばかりの時、学校と店の料理になかなか慣れなかった。幸いなのは日本から味噌汁とカップラーメンをいっぱい持ってきたから、最初の辛い日を無事に過ごした。

e.ここで大雪の日もあるので、凍った道を歩くと滑りやすい。私にとって、印象が一番深いのはオックスフォードが大雪のせいで、バスが全部止まって、人々はどこまでも行けなかった。滑り止めのブーツを日本から持って来たから、それを履いて凍った道を歩いても大丈夫であった。

f.私が意外なのはイギリスのノートの価格が非常に高い。その価格で日本で同じなノートを5冊買える。2冊のノートを日本から持って来た良かった。

以上のように、自分が日本から持って来た良かったと思う物を挙げた。

②「劇場の歴史」と言う本について

最近「劇場の歴史」と言う本を買った。それを読んで、イギリスだけではなくて、中国と日本の劇場についての新しい知識も得た。その本の中にたくさんの絵とエピソードがあるので、面白かった。古代のギリシャはヨーロッパの劇場の元である。その時の劇はほとんど悲劇であった。俳優はマスクをかぶってパフォーマンスしたことがある。神秘な古代のギリシャに憧れるようになった。日本にいた時、劇場の歴史についてあまり知らなかった。しかし、イギリスに来て、日本の劇場について改めて認識した。ヨーロッパと違って、中国と日本の伝統的な劇は内容よりパフォーマンスをもっと重視する。14世紀末から15世紀初の日本で、観阿弥清次と彼の息子は能の発展を推進した。能は中国の文化に影響されて、禅と緊密に繋がっている。歌舞伎は能と違って、ダンスが多くて、エンタテインメントを目的とする。最初の歌舞伎のパフォーマーは全部女の人だったが、政府の禁止で全部男の人に変わったことがある。野田秀樹は現代の有名な俳優と劇作家である。彼の『彗星の使者』は大成功になった。日本にいた時、劇場に行ったことがないから、いつか行って見ようと思う。

世界の劇の形式が色々で、文化の発展した結果である。劇の中からその国の文化も多少了解できる。劇は映画とドラマが観客に与えられない魅力を持っている。観客はその場に身を置いて、舞台の上の俳優と一緒に呼吸して、楽しむことができる。それは素晴らしい体験である。