①渡航・入国について
留学先の大学からCAS numberを発行してもらったあと、ビザの申請をしていきます。ブルックス大学では、ビザ申請に関するzoomでの説明会や、質問をできる機会が設けられています。私はサマータイムの考慮を忘れて時間を間違えzoomの説明会を一度逃してしまいましたが、複数回行われていたので、別の機会に参加することができました。ビザ申請の質問項目は全て英語であるため難しく感じました。翻訳機で訳して意味を確認することもありましたが、分かりづらいこともあるため、英語が分かる人に聞きながら行うこともありました。インターネットでのビザ申請後、ビザセンターに行き、後日ビザの貼られたパスポートを受け取る流れとなります。
ヒースロー空港に到着後、入国時日本のパスポート所持者は通常自動化ゲートを通ることができます。しかし、私はこのゲートを通過することができなかったので、有人ゲートでいくつか書類を見せたり、質問に答えたりして入国することができました。2025年1月1日から制度が変わるそうですが、現時点では渡航後にBRPカードを受け取って、正式にイギリスへの入国が認められることになります。BRPカードの受け取りには期限があります。事前に申し込んでいた現地の郵便局で無事に受け取ることができましたが、受け取り期限があることを忘れていたため、少し焦りました。ビザに関する情報は正確に読んで、間違えがないように確認をし、余裕をもって行うことが大切だと学びました。
②オリエンテーション・授業選択について
オリエンテーションは大学の滞在先に到着した翌日から始まりました。留学生用の説明会で、何人かの日本人留学生と知り合うことができました。初めての留学で孤独や不安を感じていたので、友達をつくる機会として参加して良かったです。また、授業に関する説明会もあります。現地学生に混ざって説明を聞くので、どの情報が留学生の自分に重要なのか、内容を理解することが難しかったです。しかし、ブルックス大学の提供する情報リソースの使い方や学習のサポート等についての有益な説明もありました。オリエンテーションに関する情報はメールやブルックス大学のサイトで確認します。説明会が行われる教室を探すことが難しかったため、職員や学生の方に聞くと快く教えてもらうことができました。
授業選択は5月ごろから始まりました。シラバスを見て授業を選択していく龍谷大学の仕組みとは違ったため、どのような授業が展開されるのか分からず、とても迷いました。帰国報告書レポートを何度も読んだり、留学経験のある先輩方の意見を参考にしたりして、自分の興味のある授業を選択しました。私は選択した授業に不備があったため、ブルックス大学から指摘され、その際、ブルックス大学の担当者にシラバスを見せてもらえないか問い合わせをしたところ、提供してもらうことができました。受け身でいるのではなく、勇気を出して質問やお願いをしてみることは大切だと学びました。
ヘディントン・キャンパス
大学の滞在先からキャンパスへの通学路近くの景色です。