①環境について
初めに、大学の設備について龍谷大学と比較して印象に残ったことを述べます。自習スペースには信号機のイラストがあり、青信号の友達と話しながら勉強していいところから、赤信号の私語が禁止されている静かな環境まで様々に用意されています。また、キャンパス内に複数のカフェテリアが用意されていたり、コープの品ぞろえはスーパーのように充実しています。時間がない時はすぐに食料を買うことができる環境にあるので、安心だと思いました。
次に寮についてです。私はシャワーとトイレ付きの部屋で、キッチンは共有するタイプの寮に住んでいます。フラットメイトと良好な関係が得られるよう、入居初めから笑顔で挨拶することを心がけていました。掃除の分担について相談したり、イギリス人のフラットメイトに現地の食材について聞いたり、英語での日常会話を楽しむことが出来ています。けれどキッチンを共有することで、価値観の相違で否定的に驚くことも正直ありました。ですが、なぜ自分と違うのか、とよく考えて新しい発見として捉えるようにしたり、お互い様の気持ちでいることを大切にしています。
寮の申し込みをするときに同性のフラットメイトを希望するか、静かなフラットの環境を希望するか等の選択肢がありました。フラットによっては音楽をかけながらパーティーをしているところもあります。にぎやかで色々な人と仲良くなれる良いきっかけにもなりますが、夜寝る時間が早い人や静かな環境が好きな人は、選択することをお勧めします。
②気候や服装について
日本の気温30度前後の真夏からイギリスの秋へ突然移動したため、初めはとても寒く感じました。現地に着いたときの気温は20℃を下回るくらいでした。日中は日が出るととても暖かく、私は薄い長そでを着ていましたが、現地の人は半そでや薄着の人が多い印象がありました。日本では季節に合わせた服装をすることが多いかと思いますが、イギリスでは晴れているかどうかで薄着になったりセーター等の厚着をしたりしていて、文化の違いが面白いと思いました。そして、朝晩はとても冷え込むため、私は毎晩フリースを着て寝ていました。また、環境への配慮のため暖房は10月からの使用となります。中央ヒーティングのためか、日本のように暖房で部屋を好みの温度に温かくすることは難しいです。私は徐々に気温に慣れていきましたが、温かくて脱ぎ着がしやすい服、足首まで隠れる靴下等を持ってくることをお勧めします。もしくはオックスフォードのシティーセンターにあるWestgateというショッピングセンターやチャリティーショップ(例えばOxfamやBarnardo’sというお店があります)で冬服を買い足したり、以前留学していた学生が置いていったものをおさがりとしていただける機会があるため、そこで揃えてもいいと思います。
South Parkというブルックス大学の近くにある公園です。丘を登るとシティーセンターを眺めることができる、広々としたすてきな公園です。
Stratford-Upon-Avonというシェイクスピア生誕の町へ観光へ行った時の写真です。