Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リールカトリック大学
2024年9月号 国際学部 F.S

こんにちは、フランスでの留学生活が早一か月経とうとしています。まだまだ慣れないことはたくさんありますが、なんとか生活しています。これから来年の6月までの10か月間、私のほのぼの留学生活の様子を少しずつ紹介していきます。どうぞよろしくお願いします。

渡航・入国について

私は龍大の説明会に来ていただいていたアークスリーさんに航空券の手配を依頼しました。私はキャセイパシフィック航空の往復航空券を購入しました。理由としましては、関西国際空港発の便を優先的に探していたからです。私の実家が関西にあるので、家族と行きやすい方だと考えました。また、往復で買うことで少しでも留学中の負担を減らすためです。日本にいる間にできることはなるべく留学前に解決させておこうと決めていました。特に航空会社の選択にこだわりはありませんでしたが、航空会社の選択は余裕をもって行うのが良いです。荷物制限の違い等が多少あります。ルートは以下の通りです。関西国際空港出発(夕方6時半頃)→香港空港経由→パリ、シャルルドゴール空港到着(朝7時半頃)の経路で渡仏しました。万が一、現地でクレジットカードが機能しないことも考え、約二万円分をユーロに換金しました。当時は1万100円くらいで60ユーロ分でした。

フランス入国の際、何日間滞在するのか、そしてその目的を聞かれました。留学と答えると、大学からの受け入れ許可証を見せてといわれました。とっさに紙媒体のものはリュックから出せなかったので、PDF状のものを見せました。それでも通過できたので、入国の際は特に問題はありませんでした。私は留学が決まってから、留学に関する資料はとりあえずグーグルドライブに保存していました。様々な手続きで急に資料アップロードする機会があると思いますので、おすすめです。

オリエンテーション・授業選択について

9月2―4の3日間、留学生の為のウェルカムセッション期間がありました。その日に何を行ったのかを一日ずつ紹介していこうと思います。

9月2日は学生として登録する日でした。登録の際に必要であった書類は主に3つありました。(パスポート、寮の住所と部屋番号が記載されたもの、フランスでの電話番号)登録後、学生証を受け取ってこの日のタスクは終了しました。約10分くらいです。

9月3日は午前中に授業選択、午後にキャンパスツアーがありました。授業は正規の学生と同様の授業も選択可能でした。中にはフランス語レベルがB2以上、マスターの人のみ、などの制限のある授業もありました。最低でも20ECTS分の登録が必要でした。龍大の仕組みと違う点は、基本的にどの授業も2時間あります。そして、何時間目という明確な区分や授業開始のチャイムもありません。そして15分間の教室移動の時間などは確保されていません。先生達も仕組みを理解しているので授業の開始は大体揃ったら始まります。また、授業の合間には5分程度の休憩があります。留学生向けのフランス語の授業に関しては9月5日にクラス分けテストがあり、次の週からレベル分けされたクラスで授業を行うという流れでした。

午後のキャンパスツアーは正規の大学生が英語で行ってくれました。図書館や食堂、建物の名前など、基本的に龍大のものと相違はありませんでした。

9月4日はカルチャーショックや文化の違いで起こり得るトラブル等に関するレクチャーがありました。これも英語で行われています。