Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2015年10月号 国際文化学部 M.O

【授業紹介】

・Fin-de-siecle Vienna

1900年代のウィーンにおける歴史や文化への理解を目的とした講義です。毎回の講義にテーマが定められており、それに関連した資料を事前に読み、半ページ程のエッセイを書いて毎週提出することが求められます。資料は大体30~50ページです。例えば“Hitler’s Vienna”がテーマの回は、資料を読んだうえで、ウィーン時代のどのような経験が後のヒトラーを形成したと思われるか、という問いに対するエッセイを書きます。ウィーンという一都市に特化した講義は、Central European Studiesだからこそだなと思います。

・Slovak Language Course A1/2

前セメスターのA1/1のつづきです。実はサマースクールでこのレベルのクラスにいたので、一つ上のレベルに申し込んだのですが、希望者が少なかったらしく開講されませんでした。すでに一度学んだ内容を繰り返すことになるのですが、忘れていることも多いので受講を決めました。このコースのおかげか、友達のスロバキア語での会話の内容が、ある程度理解できるようになっていることに最近気づきとても嬉しいです。リスニングの次はスピーキングも上達できればと思っています。

この他にSlovene “Moderna” in the Central European context という11月から始まる講義を受講予定です。スロベニアのことについて学ぶとしか把握できていませんが、気を引き締めていきたいと思います。

 

 

【ポーランド旅行】

   ビルケナウ

10月初旬にポーランドのクラコフを訪れました。当初は1泊の予定だったのですが、いろいろあって最終的に3泊しました。クラコフまではバスを3回乗り継いで9時間くらいです。通貨はzłoty(ズウォティ)です。

クラコフを訪れたメインの目的はアウシュヴィッツ・ビルケナウ博物館への来館です。約1500円でホステルと博物館間の往復の送迎とガイドが付いた英語でのツアーに申し込みました。ガイドなしで自由に見学もできるようです。訪れるべき場所だと思うので機会があればぜひ行ってみて下さい。

 

  クラコフ中央広場

中心街だけであれば4時間で見て周れるくらいの規模の街なので、ゆっくり余裕を持って贅沢な時間を過ごすことができます。それに、多くの物がブラチスラバより安く、長期滞在しても金銭的な負担は少なかったです。落ち着いた歴史的な街並みと美味しいポーランド料理、素朴で親切な人々のおかげで良い週末になりました。