Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2015年9月号 国際文化学部 M.O

【毎日の食生活について】

1日3回の食事の紹介とそれに関わる情報をお届けします。

朝:コーヒー、ヨーグルト、シリアル、パン、フルーツ

コーヒーを飲むときなど、お湯を沸かすためだけに離れた所にあるキッチンに行くのは手間なので、電気ケトルがあると便利です。パンは安いですがパサパサなので、焼かずには食べられません。ホットサンドメーカーやトースターがあればパン生活が潤います。フルーツは量り売りの場合が多く、日本と比較するとかなり安いです。

昼:寮の食堂、大学周辺のレストラン

寮の食堂は朝の7時から夜の7時まで開いています。メニューは日替わりで約10種類の中から選べます。カスタマイズとテイクアウトもできます。大体美味しいのですが、ほぼ全ての料理が米、芋、肉で成り立っているので、とてつもない野菜不足を感じます。また、大学の周りでランチすることも多いです。市中心部に近くショッピングモールもあるので、レストラン選びには困りません。

夜:寮の食堂、自炊

日々の野菜不足を解消すべく時々自炊をしています。調理器具や食器は前代の留学生から受け継いでいるので、買ったものはほとんどありません。キッチンは各階約50人につき1つで、火元は2つしかありませんが、しっかり自炊する人は少ないので混むことはありません。余談ですが、先日風邪を引いた際に、自作のスープを食べてからの回復が劇的で驚きました。健康のためにも自炊しようと決意しました。

 

 

【ルーマニア旅行】

    Salina Turda

元ルームメイトを訪ねて、ルーマニアのCluj-Napocaという街へ行きました。ハンガリーのBudapest経由のルートしかなかったため、ついでにBudapestで1泊し、夜行バスでCluj-Napoca へ向かいました。BratislavaからBudapestまではバスで3時間、BudapestからCluj-Napocaまでは7時間です。ルーマニアはEU加盟はしているものの、シェンゲン協定へは未参加なため、国境検問が引き続き行われています。したがって、パスポートの提示が求められます。

Cluj-Napocaではルームメイトの実家に泊まらせて頂き、美味しい郷土料理をごちそうになったり、教会や岩塩坑を訪れたりしました。Salina Turdaという岩塩坑内には観覧車やプレイランドのようなものがあり、地下のミニ遊園地と化しており不思議な空間でした。

ルーマニアはあまり治安が良くないという噂を耳にしていましたが、少なくともCluj-Napocaで危険を感じることはありませんでした。適度に都市化され、市中心部を少し外れるとすぐに見える牧歌的な風景が印象的でした。ルーマニアに住む人々の暮らしを垣間見れた旅となりました。