Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2018年12月号 国際文化学部 M.Y

余暇の過ごし方

ヨーロッパでは、十二月ごろから、街の広場などでクリスマスマーケットが催されます。ブラチスラバのオールドタウンの広場でも、規模は大きくないですが、色々な店が建ち並んでいます。日本にはなかなかないホットワインや色々な郷土料理、スイーツが売られています。他にも木造りのアクセサリーや小物が目を惹きます。

ブラチスラバのクリスマスマーケットも良いのですが、先日行ったウィーンのクリスマスマーケットは規模も大きく、イルミネーションも合わさって煌々としていて、とても綺麗でした。シュテファン大聖堂から、ウィーン市庁舎に行くまでにマーケットが二つほどあり、衝撃的に美味しいチーズを食べることができました。店の名前はおさえて、帰国時にまた買って帰ろうと思っていたのですが、インターネットで調べても店の情報は見つからず。クリスマスマーケットが終わってから、ウィーンで買えるのかは分からないので、残念です。

ウィーン市庁舎の前では、ものすごく大きくて飾られたクリスマスマーケットが開かれています。市庁舎の壮大な西洋建築と大きなモミの木、そして煌びやかなイルミネーションが、独特な雰囲気を創り出していました。ヨーロッパの街はクリスマスのシーズン、何処の街も普段より明るく、幻想的です。

 

スロバキアの冬

この前まで夏だったのですが、秋が来て、紅葉がスロバキアにもあることを確認して、気づけば普段の雨が雪になって降って来る、冬になりました。十月ごろから気温が下がって来ていたのですが、十一月に入ると寒さが厳しさを増し、氷点下を記録する日も多くなって来ました。日本は暖冬のようで、近頃やっと寒くなってきたようですが、スロバキアの寒さは、日本と比べると比にならないくらい寒いです。

しかしながら、スロバキアの気候に慣れたのか、氷点下の中、夜の街を歩いていても、それほど苦に感じることも少なくなってきました。十二月に入ってからは、雪が積もっている日がほとんどです。日本の雪と比べると、スロバキアの雪はさらさらとしていて、軽いです。そのせいか、溶けやすくて、足で踏み固められた雪はとてつもなく滑りやすく、雪の中、ランニングをしていたら、何度か膝の靭帯を切りそうになりました。スロバキアの冬は一月や二月が本番なようなので、まだまだ寒くなるようです。なんとか滑って怪我をしないように、和やかにこの国での冬を乗り越えて、日本に帰国したいです。