Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2022年5月号 経済学部 M.T

① 治安、危険を感じたこと、トラブルについて

2月にスロバキアに来てから、危険に感じたことは今のところ一度もありません。危険ではないのですが、ショッピングモール内のフードコートなどで携帯を使っていると、全く知らない人からAirdropで画像が送られてくることが何回かありました。よくあるいたずらではあるのですが、こっちに来てからの方が頻度が高いです。私がiPhoneの名前を日本語で登録していたのと、フードコートのような溜まり場には、地元の中・高校生がよくみられたため、そのせいでターゲットにされたのかなと思います。あくまでも推測なので、勝手に決めつけるのはよくないですが、若者が多そうな場所ではこういうことが多々あるので、気にしないのが一番です。数年前に、ブラチスラヴァの中心街で銃の発砲事件があったみたいです。ですが、スロバキアではめったに起こらないことみたいで、話してくれたスロバキア人もとても驚いたと言っていました。海外は銃社会だというイメージが強かったですし、またウクライナ情勢のこともあるので、頻繁にそのような事件が起こるのではないかと思っていましたが、日本とそう治安は変わらないのかなと感じます。ですが、夜遅くになったら一人で出歩くのはやめておいた方がいいです。ごく稀ですが、中心街にはホームレスもみられますし、駅ではロマと呼ばれる人たちもいるので、まるっきり安心して生活するのは危ないと思います。

 

② プラハ旅行

5月24日から26日にかけて、人生初の一人旅をしてきました。行きは電車を、帰りはバスを使い、どちらも片道5時間ほどかかりました。往復20ユーロぐらいで行けたと思います。もともと一人で出かけたりするのが好きだったので、旅行に行く前からとてもワクワクしていましたし、宿の予約や旅の計画を全て一人でするのも新鮮でした。プラハの街並みはカラフルでとてもおしゃれで、プラハ城付近から見る街の景色は絶景でした。ですが、いいところばかりではなく、物乞いをしている人が中心街でよく見られましたし、いたるところに大麻を売っている店もあったので、実際に想像していたプラハと違うところも多々ありました。2泊3日の旅行中は、夜遅くには出歩かないようにし、また歩いている時も細心の注意をはらっていたので、特に危険に感じたことはありませんでした。旅行中、何回か「アニョハセヨ」と声をかけられましたが、危険性はないので心配しなくて大丈夫だと思います。スロバキアは、他の国へ行くのにアクセスしやすい位置にあり、なにより数千円で違う国に行けてしまいます。スロバキアに留学しようと考えている人は、留学中にぜひヨーロッパ旅行も視野にいれてみてください!

 

旅行中に撮ったプラハの写真