①余暇の過ごし方
龍谷大学からコメニウス大学に交換留学する人は、約3か月ほどの長い夏休みがあります。授業が早く終わる人だと、4か月ぐらい休暇があります。この夏休みの間に旅行へ行くことができるので、ヨーロッパの何か国かを周遊することができます。ハイシーズンの7・8月は他の月に比べると航空券が値上がりしているので、早めに購入する、または5・6月の旅行を計画するなど工夫して旅行すると、費用が抑えられるのでオススメです。バスでもヨーロッパ旅行することは可能で、スロバキアに隣接しているオーストリア・チェコ・ハンガリーに行く場合は、高速バスを使うと便利です。バスを利用する場合は、Flix Bus, Radio Jet,といったバス会社が主流です。また、スロバキア国内を旅行するとき、学生でISICカードを持っていれば1日に1往復分(たぶん1日に2回までだった気がします)の電車代が行先関係なく無料で乗ることができます。チケットは、「Ideme vlakom」というアプリから事前に購入しておく必要があり、日本のように改札口というものがないので、そのまま電車に乗り込み、後で車掌さんに購入したチケットの画面を提示する必要があります。
私はこの夏休み中、Workawayというサイトを使ってイギリスとデンマークの2か国に行く計画をたてました。過去にコメニウス大学に留学していた先輩方のマンスリーレポートを見て、Workawayについて知り、この夏休みを利用して応募してみようと思いました。このサイトは1日5時間働く代わりに、滞在先と一日3回の食事をホストから提供してくれるというちょっとしたボランティアみたいなもので、年会費約6000円支払うと利用することができます。デンマークはまだ行っていないので、そのことは次回のマンスリーレポートで書こうと思います。
一つ目のホスト先は、イギリスの田舎町に住んでいる老夫婦の手伝いをするというものでした。約2週間キャンピングカーに滞在し、主にアルパカの世話や、雑草の草刈り、小屋の掃除などをしていました。初めてのキャンピングカー生活は新鮮で、ホストの方もとてもいい人だったので、たった2週間でしたが来てよかったなと思っています。今回の場合は農業系でしたが、ベビーシッター・教育系・言語パートナーなど色々なボランティア方法があるので、興味がある人はぜひ利用してみてください。
②日焼け止めクリームについての話
ヨーロッパにある薬局dmに行くとわかるのですが、たくさんの種類の日焼け止めクリームが売られています。ヨーロッパは緯度が高い分、日差しも強いので、日焼け止めクリームやサングラスがスロバキアでは多く見られます。私の肌は日焼けするとすぐ茶色くなり、また紫外線を多く浴びると将来皮膚ガンになる(本当かどうかはわかりません)と聞いたことがあったので、日頃から塗るようにしていました。そのような感じで、上記でも紹介しましたが、私はイギリスへ約2週間滞在することになり、その時もいつも通り日焼け止めクリームを塗っていました。それを見ていたホストの人が、「日焼け止めクリームを塗っているの?興味深いね」と言ったのですが、私はその時「あ、まずい」と思いました。ホストは興味深いというよりも、日焼け止めクリームに対してあまり良い印象を持っていなかったというのが正しいと思います。その日のボランティアが終わってから、日焼け止めクリームが人体に及ばす影響・日光を浴びるメリット・ガンを予防するには紫外線が必要不可欠などなど…といった記事や参考ビデオがメールで送られ、次の日にその記事の感想を伝えるというやり取りが2週間続きました笑(このこと以外は本当になんの変わりもないホスト先でした)。
留学してから感じたことは、日本や韓国とヨーロッパの日焼けに対する捉え方が違うということです。むしろヨーロッパでは日焼けをしに行っている人や、小麦色に憧れている人も少なくありません。カルチャーショックといえばそうですし、私のホスト先は少し日焼け止めに対して過激だったのではとも思うのですが、夏ならではの発見ができ、日焼け止めひとつを取っても考え方が違うなとかんじました。
イギリスで滞在した先の風景