Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2024年 8月号 国際学部 T.M

①現地の学生、友人について

スロバキアにきて、一番最初にできた友人は、ERASMUSというヨーロッパの留学システムでスロバキアにきていたイタリア人です。その他にもERASMUSの学生の人たちとは、ウェルカムウィークというイベントで仲良くなれましたが、授業で出会うことはなく、土日や授業がお互いにない日に飲みに行ったり、ピクニックに行ったりしていました。一方で、スロバキア人の友人はなかなかできませんでした。というのも、スロバキア人と会う機会が授業でしかなかったのですが、ディスカッションをする授業を私があまり取っていなかったり、授業がスロバキア語で、教授が留学生のために特別な英語用の授業時間を設けてくれたりしたため、話しても授業中や、授業前後のちょっとした会話で深く仲良くなることができませんでした。ただ、1セメスター目が終わった頃、私のマンスリーレポートでも言及している、in-lifeという非営利団体に出会い、そこのイベントに積極的に参加することで、スロバキア人やチェコ人の友人が一気に増えました。そこで出会った友人は年齢層が幅広く、高校生の世代から、同年代はもちろん、3~40代の社会人まで、年齢差関係なく仲良くなることができました。そのおかげで、スロバキアの人々が、どのような価値観で普段暮らしているのか知ることもでき、大変貴重な経験になっています。また、皆のおかげで、スロバキアでの生活で知っておいた方が良い情報なども知ることができ、かなり暮らしやすくなりました。

②ヴェネツィア旅行について

8月末から9月の最初にかけて、一週間ヴェネツィア旅行に行ってきました。この旅行は、ヴェネツィア国際映画祭に参加することが目的で、かなり充実した旅になりました。私はかなりの映画好きで、この映画祭に行くことが夢だったのですが、もっと事前に知っていればよかったと思うことがいくつかあったため、それについて言及します。今年のヴェネツィア国際映画祭は8月28日から9月7日まで開催されており、私が滞在したのは、初日から、9月4日まででした。まず、ヴェネツィアの物価ですが、スロバキアと比べるとかなり高いです。ホステル一泊が大体35€からで、食事も一食で大体15€は超えていました。ヴェネツィア内の移動手段はほとんどが水上バスで一週間のチケットを今回は購入し、70€かかりました。今回は映画祭が目的だったため、あまり観光はしませんでしたが、街並みは美しく、食事はどれも美味しく、ずっとここに居たいと思えるほどでした。映画祭ですが、上映される映画が明らかになるのが、かなりギリギリのタイミングで、何が上映されるのかを知った頃にはもうすでにホステル等を予約した状態でした。上映チケットの価格ですが、会場によってかなり差はありますが、先行上映ということもあり、割高で、20〜40€程でした。ヴェネツィア国際映画祭は映画俳優たちと距離が近いことで有名であり、実際に間近で好きな俳優や、映画監督をみることができ、貴重な経験になりました。映画祭に参加中に知ったのですが、今回私は一般客として参加したのですが、学生は比較的簡単に関係者パスを入手することができ、さまざまな場面で他の人より有利に映画祭を楽しむことが出来るようですので、映画祭に行く人は関係者パスを取ることができるか試してみることをお勧めします。

ブラッドピットを間近でみることができました

ヴェネツィア国際映画祭のレッドカーペットです