①試験について

コメニウス大学のセメスターは通常の授業と、一か月のテスト期間に分かれており、テスト期間になると、学生が好きな日程を選んでテストをするような仕組みになっているようです。ただ、ほとんどのコースが、授業期間の最後の週などにテストを行うため、私が取っていたコースでテスト期間にテストを行ったものはありませんでした。そうなった場合、実質一か月早く長期休暇に入ることになります。そして、私はコメニウスに来る前までは、ほとんどのコースが、成績をテストで決めるものだと思っていたのですが、そんなこともなく、プレゼンテーションやレポートで成績を決めるものも多くありました。個人的にテストが苦手なため、意図してテストによる成績評価がない授業ばかりを選んでいたため、1セメスター目でテストがあった授業は一つだけでした。そのテストの内容は、知識を試すだけでなく、その知識をもとに、ある問題に対しての解決策を提案するなど、エッセイのようなものを書かなければいけなかったため、個人的にはかなり難しかったです。また、レポートやプレゼンテーションで成績を決定している授業は、レポートの文字数がかなり多かったり、他の学生のプレゼンテーションの質がかなり高かったりと、授業のレベルについていくことに必死だった授業もありました。そして、こう言った授業ですが、事前にシラバスが公開されていることがほとんどなく、第一週目の授業で成績評価の方法や、授業の進め方の話があると言う形でした。

②スロバキアやチェコの自然について

スロバキアや、その周辺国はかなり自然豊かな国々です。留学に来てから、その中でも特にスロバキアやチェコで自然を感じることをしてきたため、紹介します。まず初めにスロバキアにはHigh Tatrasという代表的な山脈があります。標高は2,655mで、トレーニングを積まないと頂上まで行ってはいけないと、スロアキア人に注意をされるぐらい危険な山で、熊も度々出没します。ただ、山頂まで行かなくとも美しい自然を感じることができる場所がたくさんある為、一度は登ってみることを強くお勧めします。続いて、チェコにあるSněźkaを紹介します。この山はチェコの最高峰で、1,603mあります。チェコとポーランドの国境にあり、山頂まで行くと、二つの国を見下ろすことができます。High Tatrasとかなりの標高差があり、スロバキア人には、あれは山じゃない、ただの丘だよ。とよく馬鹿にされているようです。ただ景色は二つの山を甲乙つけ難いほど美しいです。そして、注意点ですが、High Tatrasでは川や湖での水遊びや、水汲みなどが禁止されています。こう言った取り組みもあってか、流れている水は綺麗ですし、歩いていてゴミもほとんど見つかりませんでした。この投稿に貼り付けているものが、それぞれの山で撮った写真です。

Sněžkaから撮った写真です

High Tatrasから撮った写真です