Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2024年7月号 国際学部Y.K

試験ついて

私の場合試験がある授業は1つのみでした。Multiculturaleducationです。5つの問いに、授業を通して学んだことを基に、文字数制限なしで回答する試験でした。的外れなことを書いていない限り、何かを書いていれば点数をつけてくれました。

他の授業は全てレポートとプレゼンのみで単位が付けられました。その中でも、Qualitative Methods in Researchという授業を取っていたのですが、最終試験をする前に先生との連絡が取れなくなりました。自主学習でタスクを進め、月に数回直接会うというスタイルだったのですが、来月のどこかの試験で会いましょうと言われてから連絡が取れなくなりました。その前からメールの返信は毎度遅く、二週間ずつ返信が空いてから私が再度メールを送り、ようやく返信が来ると言った感じだったので、驚きもあまりなかったです。学部の担当者にもメールをしてみましたが返事がなかったので諦めました。多めに授業を取っていたのでよかったです。

今回のセメスターでは、単位を取るためにあまり苦労をしなかったので、次のセメスターでは少し難しそうだと思っても挑戦していこうと思っています。

 

半期で得た英語力と人間力について

留学生活も折り返しになってきたので、自分の変化や思うことを書こうと思います。

まず、英語力について思うことは、能力が上がるかどうかは本当に自分の行動次第だとすごく感じます。普通に生活しているだけでは伸びないです。少し無理をしてでもアクティブになる必要があると思いました。スピーキング力はほとんどゼロと言っていいくらいの状態でここに来ましたが、そんな私にも仲良くしてくれる友達ができたので、気持ちが大事だと思います。

極端に言えば、日本でも自分の行動次第で英語に触れ、英語力を上げることができます。留学の目的=英語力の向上という目標が大体だと思います。違う人もいると思いますが、私はその目的が一番にあります。そのうえで、英語力と同様に留学中の生活から得ることができていると感じるのが、多様な価値観との出会いです。未だに毎日些細なことでも、新しい価値観と出会います。特に、全員が自分の軸をしっかり持っていることに凄く感化されます。政治への意見、自分の将来についてなど、それぞれが周りに流されず意見を持っています。私よりも年下の男の子が、電柱に貼ってある反ユダヤのステッカーを必死に剝がしていた姿が印象に残っていて、何かに自分の意志を持って行動していることに感動しました。初対面の人から、なぜスロバキアに来たのか、何の勉強をしているのか、と聞かれることが多いのですが、それらの答えが私はすべて曖昧で、聞かれるとまたかと思ってしまうくらい嫌な時間です。この質問に対しての答えをもっとしっかり答えられるようにならないといけないなと毎回思います。

また、他人に優しくできる人が多いことも凄く素敵だと思います。満員バスの中、高齢者や子連れが乗ってくると席を迷いなく譲っていたり、私が明らかに道に迷っていたら英語で話しかけて助けてくれたりなど、赤の他人に優しくすることは簡単なことではないので、素敵な文化だと感じます。席を譲っている状況を見て、私は感心しながら席に座ったままです。簡単なようで難しいです。

 

夏休みは留学生がほとんど帰国してしまい、正直退屈な毎日を送っています。

次のセメスターの留学生が来るのが楽しみです!

 

 

 

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