留学生は毎学期32ECTS分の授業をとることができます。授業は1つあたり7.5ECTS、もしくは15ECTSで基本的には2~4つの授業を履修することになると思います。私は今学期3つの授業を履修しており、全てDanish Culture Courseという留学生向けに開講されているものを選択しました。今回はその中から”Course in Danish Culture”という授業を紹介します。この授業は留学生に人気の授業で、およそ150人の留学生が履修しています。評価方法は3種類あり、出席点のみ(7,5ECTS)、レポート×1(7.5ECTS)、レポート×2(15ECTS)から好きなものを選択することができます。デンマークの歴史や建築、映画、料理など色々なテーマを毎回違う先生から学ぶことができ、ルイジアナ美術館やフレデリクスボー城にも遠足で行きました。デンマークについて色々な視点から知りたいという人にはとてもおすすめの授業です。
自転車大国であるデンマークの街中には自転車専用道路が張り巡らされており、自転車を利用しやすい環境が整備されています。留学生も自転車を利用している人が多く、私もSwapfietsという会社で自転車を月額レンタルすることにしました。受け取りまでの流れとしては、まずSwapfietsのホームページから希望の自転車を選び、その後送られてきたメールから希望の受取日と店舗を選択します。学期の始まりはお店が混み合い受け取りまでに数週間かかってしまうことがあるため、なるべく早く予約することをお勧めします。店舗では実際に自転車に乗って高さの調整をしてもらい、鍵の掛け方や契約について説明を受けた後お金を払って自転車を受け取りました。受け取ってから驚いたのは、ハンドブレーキが片方しかついておらず、代わりにペダルを逆方向に漕ぐことで止まるブレーキがついていたことです。最初はこのスタイルに慣れず、思いがけないところでブレーキをかけてしまうことが何度かありました。また自転車のスピードがとても速く、特にラッシュの時間帯は後ろから圧のようなものを感じて怖かったです。しかし慣れればこのような恐怖心はなくなり、今では自転車なしの生活が考えられない程どこへ行くのにも自転車を利用しています。メトロやバスの利用も便利ですが、自転車を利用することでコペンハーゲンの街並みを楽しみながら移動することができ、それが息抜きにも繋がります。今後は道路の凍結などが心配ですが、安全に気をつけてサイクリングを楽しみたいと思います。