Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コペンハーゲン大学
2023年10月号 国際学部 R.Y

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

 今回は私が授業を受けているSouth Campusについて紹介したいと思います。South Campusには図書館やコモンスペース、カフェなどの勉強や作業ができる施設があり、毎日たくさんの学生がクラスメートや友人たちと勉強に励んでいます。特に図書館はカウンター席、グループ席など様々なニーズに合わせた席があり、また、デンマーク語だけではなく英語で書かれた書籍もたくさん借りることができるので、授業のレポートを書く上で非常に便利な施設だと思います。また、学内のカフェはデンマークの他のカフェと比較してとても安価(コーヒー1杯200円程〜)で、購入した飲み物をカフェ内だけでなく、図書館で飲みながら勉強するといったこともできます。このように、コペンハーゲン大学は授業を受けるためだけのキャンパスという訳ではなく、勉強や友人との交流の場としても最高の場所と言えます。

 また、学生寮についても紹介したいと思います。一般的に、コペンハーゲン大学の学生はHousing Foundation という不動産屋を通じて学生寮の契約をすることになります。コペンハーゲンの学生寮は完全1人部屋、キッチン、バスルームシェア、シェアルームの三種類が基本であり、シェアルームやキッチン、バスルームシェアの部屋は1人部屋と比較し、半分以下の値段で契約することが可能な場合が多いです。さらに、そのようなシェアルームの寮ではルームメイトやフラットメイトとの交流、寮で行われるイベントなど、大学の授業以外で友人を作る機会も豊富です。半面、割高ではありますが、1人部屋では自分のペースで生活、学習をできるといったメリットもあります。ですので、寮の契約の前にどのような部屋があるか、家賃はどれほどか、といったことを念入りに調べることをおすすめします。

 

②日本語カフェについて

 コペンハーゲン大学では日本語カフェというイベントが毎週木曜日に開催されています。そのカフェには日本語を勉強したいデンマーク人だけでなく、様々な国からの留学生、及び私たち日本人が集まり、お互いに言語を教えあう、いわゆる言語交換や、将棋などの日本のボードゲーム、それぞれ持ち寄ったカードゲームなどをし、様々な国の学生、また、社会人と交流ができます。新しい言語にチャレンジしてみたい人、現地で友達ができるか不安な人、様々な国の文化に興味がある人にはとてもお勧めできる場所です。ここでできた友人とは旅行や食事に出かけたりと、カフェの中だけではない交友関係にもつながります。また、このカフェには日本語を勉強している人が集まっているので、ランゲージパートナー(互いに言語を教えあうパートナー)を見つけることができます。実際に私は現在デンマーク人の社会人の方に週一回英語を教えてもらい、逆に日本語を教えています。日本語カフェでの交流は海外から日本がどう見られているか知るきっかけにもなりました。このような異文化交流は勉強の息抜きにもなるので、留学される場合はそのようなコミュニティを探してみるのも良いかもしれません。

 

South Campusの図書館とコモンスペース

 

観光名所のNyhavnの街並み

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