試験のこと
[Daf:Aussprachetraining/Phonetik]は発音の練習を行う授業でしたが、試験は筆記試験でした。授業で使われたテキストをもとに、出題されました。
単語のどこにアクセントがおかれるかといった基本的な問題から、rやlなど、アルファベットの発音は、口内のどの部分から発音するかといった専門的な問題も出題されました。基本的に、授業で使われたテキストからの出題なので、テキストを復習すれば大丈夫だと思います。
余暇の過ごし方
ドイツと日本での生活で一番違いを感じることは、時間があるということです。ドイツでは、日本にいたころのようにアルバイトをしていないので、授業以外の時間は自由に使うことができます。しかし毎日の課題が多く出るため、平日はあまり外へ出かけることはありません。その分、週末がとても楽しみになり、週末のためにも勉強を頑張ろうとも思えます。勉強する時は勉強。遊ぶ時は遊ぶと、時間をしっかりわけて楽しめています。
家での余暇の過ごし方は、テレビを見たり、DVDを見たりしています。インターネットは使える制限があるため、あまり使えません。しかし、テレビやDVDはドイツ語を聞きとる練習にもなります。テレビではよくスポーツもやっているので、スポーツを見ることが好きな私にとっては嬉しいです。
週末は、友達と友達のお家へ遊びに行ったり、湖や、公園へ行ったり、日本食会など開催したりして過ごしています。
自由課題「Fußball」
先日、日本人の香川選手が所属しているドルトムントと、内田選手が所属しているシャルケとのサッカーの試合を、シャルケのホームスタジアムに見に行ってきました。この試合は、ブンデスリーガではないので、サポーター同士もそれほど危険ではないだろうと思い見に行きました。しかし、Essenからのホームにもすでに警察がスタンバイしており、スタジアムに向かう電車の中や、通りは、シャルケのサポーターで溢れていました。電車の中からすでに叫び、歌い、酒を飲み、といったような感じでした。私たちは、ドルトムント側の席で、ドルトムントを応援しに行く予定でしたが、電車の中で、ユニフォームやタオルを出したら、殺されるんではないかと本気で思いました。
スタジアムにも多くの警察がスタンバイしていました。スタジアムは、シャルケ・ドルトムントのサポーター入口は完全に区別され、スタジアムの中でも区切られていました。シャルケの本拠地だったために、9割以上がシャルケサポーターでした(試合動員数は6万人強でした)。試合はPKでドルトムントが負けてしまいました。
帰りも徹底されており、別々の出口から出て、お互いのサポーターが合わないように、それぞれのチームの駅までのバスが何十台も用意されていました。駅の入口も1つはドルトムント、1つはシャルケと分けられ、駅の中には10m以上の空間をもたせ、柵が立てられていました。その間には、警察・機動隊が何十人もたっていました。ホームも北・南というように、チームごとに分けられ、どの電車の中でも両チームの間には半車両分ほどの間隔をあけ、その間に警察が何人も同乗し、騒動が起こらないように監視していました。しかし、Essenについたとき、Essenのホームにまで警察はいないため、そこで瓶ビールが飛び交うけんかを目撃しました。とても恐かったです。もし、ドルトムントが勝っていたら、9割シャルケサポーターのスタジアムの帰りはもっと恐いことになっていたと思います。
駅構内の写真です
手前がドルトムント間に警察を挟み奥にシャルケ
サッカーに対する情熱がすごいと思いましたし、サポーター同士の騒動が起きないように徹底的に警察が動くというのも、すごい国だと感じました。