Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2013年7月号 経営学部 I.A

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

ドイツに来て4か月が経ちましたがこれといって危険な目にあったことはありません。週末は帰りが遅くなることも多々ありますが、深夜であってもあまり危険を感じたことはありません。中央駅は深夜にも警察が巡回しているので安心できます。ただ暗くなってきたら鞄に注意しろとドイツの友人に言われました。ひったくりではなく置き引きみたいなことがたまにあるようです。外で過ごしているときは鞄を体に着けておけと言われました。また、日本よりも浮浪者(適切な言葉かどうかは分かりませんが)が多く、お金をくれないかと話しかけられることも多々ありますが、断っても問題ありません。皆断ってますので。週末の夜は少し酔っ払いが多くなりますが、自身で騒いでいるだけなので騒音以外で他人に迷惑をかけることはありません。ドイツだから気を付けなければならない特別なことはないと思います。ドイツ人はとても親切な人が多く、助けが必要な時に見ず知らずの人に助けを求めたり、質問をしてりしてもほとんどの人がとても親切に対応してくれます。なので、困ったことがあっても安心できます。

 

大学行事とドイツ語講義

今月はInternational Sonmerfestというイベントが大学でありました。Duisburg,Essen大学は多くの留学生がいるので、各国の留学生がブースを開き、自国の紹介をするというイベントです。他大学の日本人留学生2名と浴衣を着て日本のブースを開きました。3人でやったので、かなり忙しく大変でしたが、いろいろな人と知り合え、とてもいい経験になりました。ドイツ語と英語の両方を使い、折り紙を紹介しました。思った以上に日本に興味を持ってくれている人が多くで驚きました。

また、4か月経ったこともあり、友人もかなり増えました。ドイツ人の友人が増えるとさまざまなイベントを教えてくれたり誘ってくれたりします。そこでまた新しい友人を増やすことが出来ます。また、たくさんのタンデムパートナーを組んでいるのでドイツ語の練習はもちろん、自身の日本語の文法の見直しにも繋がっています。語学はいくら文法が分かっていても、話す訓練をしないと話せません。従って毎日ドイツ語や英語を話すことによって私の語学力は確実に上達しています。ドイツ人の友人とコミュニケーションをとることによって、会話の中で間違いを指摘してもらい、会話の方法(新しい単語や言い回し、若者言葉等)を学んでいます。

今月末から東アジア研究所の教授の手配でDAADという奨学金を利用し、日本人留学生向けのドイツ語講座が2週間のみですが行われています。日本人留学生を対象とした講義で、少人数で行われているため、初回の講義で各自どのようなことをしたいのか質問を受け、それぞれのニーズにあった講義を行ってくれています。文法はもちろんのこと、文章読解、リスニング、コミュニケーション力すべてを織り込んだ講義になっていて、語学学校よりも正直為になります。自由参加なので、用事かあれば遅刻、欠席も可能ですのでプレッシャーもありません。遅刻、欠席した講義の内容はプリントで渡してもらえるので自宅で遅れを取り戻すことが出来ます。また、留学生によって語学レベルが異なるので、私は何か問題があれば他大学の2名に説明してもらい、助けてもらっています。他大学の学生は大学での語学指導や留学制度がしっかりしているようで、こちらの大学の情報や大学からの配慮を受けています。もし、彼らの持っている情報が到着してすぐにあればもっと有効な時間を持てたのではないかと思うと少し残念です。しかし、大学間関係の事に関しては自分ではどうしようもないので・・・。大学行事や友人からの誘い、特講等は時間の許す限り参加すべきだと思います。