Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2014年4月号 国際文化学部 R.M

 

オリエンテーションについて

以前のレポートと同じような内容になってしまいますが、私は参加することができませんでした。ドイツにくる前に4月10日にクラス分けのテストがあるので、それまでにはドイツについておくようにというメールが来ました。オリエンテーションの日程も連絡がくると思って待っていましたが、結局はなく、もうすでに終わってしまっていました。

ドイツについて一番感じたことは、待たずに自分から行動しなければならないということです。大学の学生書をもらう時に、一緒に大学生活についての冊子をもらえました。私がもらったときは、もう既にオリエンは終わっていましたが、ここにもオリエンがあるということは書いてあります。が、いつどこで行われるかは書いていません。ですので、自分で調べ確認することが必要です。自分から行動することは、オリエンテーションの時だけでなく、留学中で必要なことであると思います。

自由テーマ①ミュンヘン

私は、エッセンにつく前に以前留学していたミュンヘンを訪れました。エッセンからは、ICEで5、6時間程かかる距離にあります。ミュンヘンへみなさんももし行く機会があれば行ってみてください。町の雰囲気はエッセンとは南と北なのでまた違うものが感じられます。

この写真はマリエンプラッツ周辺です。黄色の建物はTheatineakirche(ティアティーナ教会)です。教会内は真っ白で見とれてしまうほど綺麗です。私が今回ここを訪れたときはちょうどミサが行われており、私にとっては初めての光景でした。教会では決まった日時に毎週ミサが行われています。

日本では、多くのひとが特定の宗教をもっておらず、仏教や神道が混ざり合って行事が行われているので、日本では日常で信仰を意識することは少ないです。外国の友達に日本ではどんな宗教が信仰されているのか聞かれることもありますから、ドイツのことはもちろん、日本のことも調べておくといいと思います。

少し話がそれましたが、ミュンヘンには悪魔の足跡が残っているのいわれている聖母教会や、英国庭園、ここは一面芝生の公園で日曜日になると多くの人が家族や友達とのんびりと時間を過ごしています。暖かい季節にくると日本では信じられない光景もみることができるかもしれません。ドイツでは日曜日になると、ほとんどのお店がしまっています。ドイツに来ると日本とは違う休日の過ごし方が感じられます。

 

自由テーマ② 大学のバディー制度について

Duisburg-Essen大学ではバディー制度がとられていて、留学生一人につき二人の在学生がつき、到着後の手続きなど、色々なところでサポートしてくれています。

たとえば、到着後の入寮(鍵の受け渡しの際に自分の部屋に壊れているところなど不備がないか、家主の人と一緒にチェックします。)住民登録(外国人局へ行って手続きを行います。)、学生書の発行(学校へ行っていくつかの書類を提出し、学生書を受け取ります。ドイツでは学生書を持っているとEssenが属しているNordrhein Westfalen州内の電車が切符を買わなくても乗り放題になります。学内の食堂やコピー機、寮内の洗濯機のお金も学生書で支払います。)銀行口座の開設(寮の家賃はドイツの銀行からしか支払えないので、口座を開設する必要があります。そのほかにもスーパーでの買い物などに便利です。)ビザの手続き(私はビザの取得がまだ終わっていません。ドイツでは入国から3ヶ月は旅行ビザで入国できます。なので、日本で手続きをする必要はありません。)なども一緒に行って手伝ってもらいました。

私の場合は、英語もドイツ語もまだ勉強中でうまく話すことができないので、とても助かっています。私のバディーのうち一人は今年の秋から龍谷大学に留学する予定です。もう一人のバディーも日本語を大学で勉強している学生です。なので、今は、お互い授業のない日にはドイツ語と日本語の勉強を一緒にしています。そしてバディーの二人は私にとって留学先でのはじめての友達です。手続きなどだけでなく、それ以外でもバディー制度は多いに活用するとよいと思います。