Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2015年4月号 国際文化学部 R.S

①    オリエンテーションについて

現地到着日を4月7日と予め指定されていたので、その日にドイツに到着しました。しかし、私が到着したときには、既にオリエンテーションは終わっていました。オリエンテーションでは授業の履修登録の方法、学生証の用途、学校生活についてなどの説明を受けるそうです。履修登録自体が3月中に締め切られている授業も多く、おそらくオリエンテーションは3月中に行われたものと考えられます。私はInternational Officeのスタッフから学生証の用途や学校生活について詳しい説明を受けることができ、履修登録の方法もこちらの学生に教わりながら無事に終えることができたので、オリエンテーションに参加しなかったからと言って特に不利になることはありませんでした。Universität Duisburg-Essenには日本からの交換留学生も私のほかに数人いますが、いずれもオリエンテーションに参加できていませんが問題ないようです。留学前に現地の大学の担当教員とコンタクトをとる機会はありましたが、オリエンテーションや授業履修登録の日程確認などの連絡は全くありませんでした。オリエンテーションの情報に限らず、こちらでは待っているだけでは情報は手に入らないので心配な方は現地の担当教員にメールなどで相談したほうが良いと思います。

 

②    コミュニケーション

私は龍谷大学でドイツ語の授業を受けた経験がなく、独学で勉強していたのでまわりの留学生ほどドイツ語が上手くありません。それでも、私が知り合ったドイツの学生は日常会話レベルの英語であれば流暢に話すことができるので、英語のみで生活することも可能です。しかし、現地の学生同士はもちろんドイツ語で会話をします。役所や大学のスタッフは英語が話せますが、主に年配の方や店員はドイツ語しか話さないひとも多いです。それゆえドイツ語ができないことで悔しい思いをすることは度々あります。英語を話せることは強い武器になりますが、やはりドイツ語の能力が乏しくて困ることのほうが多いです。

また、留学を考えているひとへのアドバイスですが、英語の習得のための留学ならばやはり英語圏に留学するべきだと思います。こちらの大学には英語の試験のみで日本から留学にきている学生もおり、龍谷大学の留学プログラムでも非英語圏に英語派遣で留学するプログラムがあります。しかし、過去のイギリス留学と今回のドイツ留学から、ネイティブ(イギリス)の英語と非英語圏(ドイツ)に住んでいる人の話す英語は語彙の種類も言い回しも全く違うと個人的に感じました。英語力の向上を目的とした留学であるならば、まずは英語圏に留学してみることをわたしはお勧めします。