結果からいうと、4月スタートの留学生へのオリエンテーションはありません。ドイツでは9月が一学年の始まりなので、4月は日本でいう夏休み後であり、途中のタイミングでのオリエンテーションは行っていないようです。またドイツの大学が留学生のために個別に説明を行うこともありません。どのように大学について情報を得たかというと、大方”バディ”に助けてもらいました。バディは一人の留学生につき、一人か二人の次期(または来期)日本へ留学する予定のDuisburg正規学生が面倒を見てくれます。そのバディが諸々の手続きや、大学の授業のシステムなどを教えてくれました。朝にウェルカムパーティが大学で開催されて今季の留学生たちとそのバディが集まって懇親会のようなものが開かれたりはありましたが、授業の内容や、履修登録に関しては個人的にバディと、現地の大学生達に手伝ってもらいました。その他は大学からメールで指示がありました。大学からの指示はメールで送られてくるのみで、どこにOfficeがあるのかも知りません。そのメールは重要なものが多いので、ある程度読んで印刷してこなければならないものが幾つかありました。(最重要・寮の申請書類・Duisburg大学からの留学許可書)現地でも大学へ行けば印刷することは可能ですが、寮についてそのまま諸々の契約手続きをするのに必要なので、すべてまとめて印刷しておくのが賢明だと思います。
ドイツの天気について。ドイツには4月の天気の事をAprilwetterと呼び、快晴かと思いきや突然雨が降ったりする変わりやすい天気のことを言う言葉があります。私は4月5日にDuisburgに到着して10日間ほどは日本と同じくらいの気温で、ポカポカとお花見日和の、太陽の下にいたら暑いと思うくらいの温度でした。留学準備のパッキングの時にコートを持っていくか、冬が来たら新しくドイツで買うかどうか、コートがなかなかに場所をとるので悩んでいたんですが、私は早めにヨーロッパ入りする予定だったので、重たい思いをして持ってきました。到着して10日目で気温が一桁になり、最低が1~2度になった瞬間私は日本で何を悩んでいたのかバカらしく思えるくらい寒くて、ヒートテック二枚重ね、ニット、ウルトラライトダウンからのコートにマフラーのような、がっつり冬の格好でないと学校いけません。毎日ヒートテックがない!!と洗濯と戦う羽目になり、ヒートテックの重要性を目の当たりにすることになると思います。しかし視覚的には、桜的な桜じゃないよくわからない(写真)”ドイツ流の桜”は満開という不思議な光景になります。そしてずっと小雨が降たり止んだりして、5月間近に霰(あられ)が何回か降りました。なのにドイツの人達は傘を持たないです。当然気温2度とかで雨に濡れたら凍えるくらい寒いのに、傘を使わない人が多いです。日本よりかは少ない(日本が異常に傘売りすぎかも)ですが傘が売ってないことはありません。私もこっちに来て折りたたみ傘を為替の感覚がつかめていな時に15ユーロで買いましたが、よく考えたらなんでこんな高いねんと思うような傘なので、ドイツ人に倣って大雨でない限り使ってません。4月留学の方はコートとヒートテック、”ジャパンクオリティ”の軽い折りたたみ傘を持ってくる事をお勧めします。