Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

デュースブルグエッセン大学
2018年12月号 経済学部 T.R

試験について

日本の大学と同じように学期末になると試験があります。一般的に試験は学期の最後に設けられている試験期間に行われますが、ドイツ語や英語などの語学の授業の試験は、授業の最終日に行われます。試験は大学にある大きめの階段教室にて行われます。試験はリスニングとリーディング、ライティングや文の作成とだいたい4つのカテゴリーに分けられていたと思います。そのカテゴリーのなかで10%以下の得点しか取れなかったものがあった場合、試験は不合格になります。つまり、もしリーディングやライティングがすごく得意な生徒がいたとしましょう。その2つのカテゴリーで高得点であったとしても、リスニングが10%にも満たない得点しか取れなかった場合には、その生徒はドイツ語の試験が不合格となり、単位は取得できません。つまりは様々なカテゴリーをバランスよくできていることがドイツ語においては試験を合格する秘訣だといえます。あと、試験を受けてみてアドバイスできることが一つあるとすれば、単語をしっかりと習得しておくことをお勧めします。文法も授業や宿題で学習したので試験に出ることを想定し、しっかり勉強したのですが、文法問題はひとつも出題されませんでした。文法は文章を読解や会話では必要不可欠なことですので、当然勉強は必要ですが、試験に合格するには既知の単語の多さが非常に重要な役割を果たすと思いますので、しっかり勉強してから留学に来ることをお勧めします。

 

サッカー “FC ケルン“

今回はデュースブルクから約40分かけてケルンまで行ってきました。ちなみにですがケルンまでは無料ですので是非行ってみてください。目的は題名にもありますが大聖堂ではなくサッカー観戦です。ケルンのMesse/Deutz駅まで電車で行き、そこからトラムに乗ってスタジアムまで行きました。基本的にどこチームのスタジアムもまずは中央駅や中心的な駅まで行ってから、トラムや地下鉄、バスに乗ってスタジアムへ行くことが多いです。そして、バスやトラムは試合の日であれば、スタジアム行きのものが出ていますので、とりあえず中央駅につけばあとは簡単にスタジアムまで行くことができます。ですがもちろん観客が多く、混雑がありますので、早めにスタジアムへ向かうことをお勧めします。前回のサッカー観戦の際には言いませんでしたが、サッカーのチケットは無料の交通機関の乗車券としても有効なので、遠くのスタジアムへ行くことがあれば、そのスタジアムがある州の交通機関は無料で乗れますので安心してください。スタジアムのある駅について、すこし歩きますと、スタジアムが見えてきます。外観はチームカラーである赤色を基調としたテーマパークのようで、ほかのスタジアムとは少し違う印象を受けました。中はやはりとても広く、ライトアップされた中で斜面を赤色の席が埋め尽くしていて、中央にある青々とした芝生のサッカーコートとのコントラストはとてもきれいでした。その時の試合はリーグ戦ではなくカップ戦で、盛り上がり方がいつもとは違いました。応援の声はより一層大きく、試合を観ているこちらもとても熱くなって応援していました。試合も延長戦、そしてPK戦にまでもつれ込む接戦で、観客の盛り上がりも素晴らしかったです。試合が終わってからも観客の興奮状態は冷めやらぬといった感じで、帰りの電車やトラムの中でいつまでも騒いでいたのを聞かされたのは少々疲れましたが。